☆ファイナルファックシタィー☆



レミーラ
美貌に絶対の自信があり、パーティーのリーダーを務める。鞭を自在に操る『踊り子戦士』。
アキュリ
髪にカチューシャを巻く。なんでもでき、とても賢い『魔剣士』。
エミリー
パーティーのムードメーカであり、争いが起きた時に常に仲裁を努める。実は詐欺と盗みが得意な『シーフ』。
トモミ
明るく元気、フレッシュな笑顔を持つ女の子。回復魔法と拳で闘う『聖闘士{セイント}』。
ナオティン
コーネリアの王子。現在行方不明。とある時より、変態に変身?
カリン
コーネリアの王女。ナオティンの妹。
ディコ
ナオティンにストーカー行為を繰り返した挙句、城から連れ出し、自分の物にしようとした。



★ストーリージャンプ
コーネリア〜ブラボカ
エルフの城〜ドワーフの洞窟
メルモンド〜土のカオス
クレセントレイク〜火のカオス
氷の洞窟〜飛空船ゲット
試練の城
海底神殿・水のカオス
浮遊城・風のカオス
過去のカオスの神殿



この世界は、暗黒に包まれている。風は止み、海は荒れ、大地は腐ってゆく。
人々の中には同朋を侵す者もいた。
しかし人々は一つの予言を信じ、それを待っていた。
この世、暗黒に染まりし時、四人の輝きの女戦士現れん。
長い冒険の末、四人の美しい少女がこの地に辿り着いた。
そしてその手には、それぞれクリスタルが握られていた。
四人の美少女…。
美貌に絶対の自信があり、パーティーのリーダーを務めるレミーラ。鞭を自在に操る『踊り子戦士』。
髪にカチューシャを巻き、外見からして小生意気な少女アキュリ。なんでもでき、とても賢い『魔剣術士』。
パーティーのムードメーカであり、争いが起きた時に常に仲裁を努めるエミリー。実は詐欺と盗みが得意な『シーフ』。
明るく元気、フレッシュな笑顔のトモミ。回復魔法と拳で闘う『聖闘士』。

《コーネリア城下町》
レミーラ:ふぅ、やっと着きましてよ。
アキュリ:うん、凄く長い旅だったね。
エミリー:根性で頑張ったかいがあったわ。
トモミ:喧嘩ばかりしてた気がするよぉ…。
アキュリ:あなたが全部悪いんだから。
トモミ:あー、そういう事言うんだったら…。
レミーラ:おやめなさい! 今日はここで休むわよ。

女性:ここは夢の都コーネリア……。
レミーラ:どんな夢が見られて?
女性:この街では、どんな夢でも見られます。あんな夢だろうと、こんな夢だろうと。へにょへにょな夢だろうと。
トモミ:ぽっ。
アキュリ:そんなのどこでも可能のような…。
トモミ:理屈っぽいよぉ、アキュリ。
アキュリ:なによ、今、変な想像してた癖にぃ。
エミリー:ほらほら、喧嘩すると怖いお姉さんに怒られちゃうよ。
レミーラ:誰が怖いですって!?

女性:お願いです。王子様を助け出してください。
レミーラ:ふふん、ハンサムで美が理解できるなら考えてもよくてよ。
男性:王様は予言者ルカーンの言葉通り輝きの戦士が現われて、攫われた王子を助け出してくれると信じています。
トモミ:その期待を裏切ってみるってのはどうかなぁ?
アキュリ:面白そー。たまにはいい事も言うのね。
エミリー:あははは…。
老人:予言者ルカーンは三日月を目指す……と言って、この町を出ていった。
レミーラ:三日月…宇宙へ行ったのかしら…。
エミリー:そんなワケないと思うけど。

踊り子:私は踊り子、うふふふっ。
レミーラ:私は踊り子戦士、私の勝ちね。ほーっほほほほ。
踊り子:ぐすん。

男性:戦士達よクリスタルに祝福を…。
レミーラ:あら、最初に「美しい」が抜けてましてよ。
男性:美しい戦士達よクリスタルに祝福を…。
レミーラ:大変宜しくてよ。

男性:昔、私は遙か東の港町ブラボカに住んでいました。
トモミ:知ってるよ。ブラジャーがボカーンといっぱい売ってる町だよね。今度、行ってみるね。
男性:私の親類がランジェリーショップをやっているので、割引券を差し上げます。
トモミ:えへへ、貰っちゃった。やっぱり可愛いと得だよっ。
アキュリ:それにしても、ブラックジョークをボカスカ言われる町じゃなくて良かったわ。
トモミ:そんな事考えるなんて…性格悪い!
アキュリ:あなたに言われたくないわ。

泉を見つけた。
アキュリ:澄んだ水だしぃ、私達の顔を映してみましょ…。
レミーラ:まあ!汚い! さあこの水で顔を洗いなさい! トモミが一番汚いとの私の予想に反し、特にエミリーが汚くてよ!
エミリー:あーん、洗わなきゃ。
バシャバシャ
レミーラ:ふぅ、顔を綺麗にした所でお城に行きましてよ。

《コーネリア城》
兵士:王様は輝きの戦士を探していらっしゃる。ムムッ、もしやそなた達。
レミーラ:ほーっほほほほ、美しくて華麗な私がいると、輝きの戦士が誰かすぐに判ってしまうようね。

カリン:えーん、えーん。
エミリー:あん、どうしたの?
カリン:お兄ちゃんがストーカーに攫われちゃったよー。
アキュリ:ふーん、あなたはここの王女様ね。
カリン:ストーカーの女の子は、お兄ちゃんに体当たりしたり、アポ無しデートをしようとするの。

兵士:王様は悲しみの余り、部屋に閉じ篭もったままです。

王に謁見する。
王様:輝きの戦士達…予言者ルカーンの言った通りだ。わしの頼みを聞いてくれ。王子がディコに攫われたのだ……頼む、助け出してくれ!
レミーラ:ふふん、どうしようかしら?
エミリー:助けなきゃ。
トモミ:私も助けたい。
アキュリ:私もね。ただし、トモミより迅速に勇敢に。
王妃:私は王妃のジェーン。どうか王子ナオティンを助け出してください。
女官:お願いです。王子様を助け出してください。
レミーラ:ここまで頼まれては仕方なくてよ。美しさって罪よね。

大臣:ディコは昔、良い魔法使いだったが……あんな事さえ無ければ…。
トモミ:犯されちゃったのかなぁ?
大臣:ナオティン王子にこっぴどく振られたとは聞いています…。

兵士:王女を攫ったディコは、城の北にある「カオスの神殿」に逃げ込んだとの情報が入った。
レミーラ:今日は宿屋に泊まって、明日、出発ですわ!

《カオスの神殿》
アキュリ:古い神殿ね…こんな所に?
トモミ:こんな所に若い男女が…ぽっ。

ネコマークの魔導師の格好をしたディコがいた。
ナオティン王子は柱に縛られている。
ディコ:王子は私の物なのん! 誰にも渡さない! さては国王の手先!?
レミーラ:ほーっほほほほ、おかしな格好のあなたの前にいるのは、輝きの戦士で最も美しいレミーラと知っての話かしら?
ディコ:輝きの戦士?! 小賢しい奴ら! このディコが蹴散らしてみせるのん!
レミーラ:ふふん、私の美しさの前に平伏しなさい。
戦闘が始まった。
ディコは魔法を使うが、4人は寄って集{たか}ってディコにリンチを加える。
ボカッ!ガスッ!
ディコ:私は1人なのに4人なんて卑怯な…コァラあかんわ…。こうなったら…。
鼻血が垂れ落ちるディコはナオティンの方を向いた。
ディコ:ストーカー光線発射!
謎の光線は王子ナオティンを襲った。
ナオティン:ピキャー!!!
ディコ:コァラ忘れんから…。
ディコは神殿の祭壇にある神体から消え去った。
レミーラ:ほーっほほほほ、私達の勝利ね。
ナオティン王子に駆け寄る。
エミリー:大丈夫?
ナオティン:ああ、あなた方は輝きの戦士達……助けてくださってありがとう!!
レミーラ:(大した顔ではないわね…助けて損しましてよ。)
ナオティン:君は幼馴染みのアキュリじゃないか。僕は幼い頃、君の町に住んでて、一緒に遊んだはずだよ。
アキュリ:あっ、そう言えば…。でも、噂されるしぃ、その事は黙っていてね。
ナオティン:それに君はトモミ、小学校高学年時代は一緒でよく遊んだね。
トモミ:覚えててくれて嬉しー。
ナオティン:皆さん、どうか一緒に城へ来て下さい。
ナオティン王子を連れ、城に戻った。

《コーネリア城》
王:よくぞ王子を助け出してくれた。さあこの北に橋を架けよう。わしにできるのはこれぐらいの事しかない。大陸に渡り、クリスタルの輝きを取り戻すのだ!!
王妃:ナオティンを助け出してくれてありがとう!!
ナオティン:これはコーネリアの王子に代々伝わるリュートです。ディコが私と一緒に城から持ち去ったのです。きっと何かの役に立つでしょう。持っていってください。
アキュリ:奏でてみるね。
♪♪♪
レミーラ:綺麗な音色ね…。
ナオティン:僕と一緒にここで…いいえ何でもありません。さあ旅立ちの用意を。クリスタルに輝きを!!

カリン:お兄ちゃんが無事に帰ってきたの! お兄ちゃん達のおかげよ! ありがとう! でも、部屋に篭もってハァハァ言うようになったのが心配。

兵士:おおっ、輝きの戦士、王子様を助け出してくれてありがとう!
レミーラ:私の美しさに不可能はなくてよ。

番兵がいる。
兵士:ハイッ! 私はこのコーネリア城を守るという大役を仰せつかっていますです。
レミーラ:頑張りなさい。

神官:言い伝えによると、代々コーネリアの王子に伝わるリュートは、悪の扉を打ち砕くそうだ。

宝物庫に来た。
老人:私達の祖先は四百年前、武器を宝物庫に封印し、その鍵をエルフの王子に預けた。輝きの戦士が現われるまで……。
エミリー:むむむ、私でもこの鍵は開けられない。

《コーネリア城下町》
男性:コーネリアを出て北に行った所にマトーヤという魔女が住んでいる。
女性:マトーヤは目が悪くて、水晶の目が無いと何も見えないの。

《宿屋》
レミーラ:明日からまた長旅でしてよ。今日はお休みなさい。

四人の少女達は大浴場に入る。

トモミ:わー、レミーラの胸はいつ見ても大きいね。
レミーラ:大きいだけではなくて、形も良くてよ。
エミリー:私も根性で大きくして見せるわっ。
レミーラ:ほーっほほほほ。
エミリー:アキュリもファイトよ!
アキュリ:私はこれくらいの大きさでいいわ。
レミーラ:あーら、負け惜しみは聞きたくなくてよ。

四人は旅の疲れと汚れを落とした。

アキュリ:あれー? 着替えが無い…。
トモミ:私のも…。
エミリー:…下着泥棒?
レミーラ:許せませんわ!
アキュリ:犯人探しもしてられないしぃ、明日はちゃんと出発しましょ。
トモミ:うん、ブラボカに行けばお店があるはずだよっ。
そんな彼女達を見ていたネコの着包{きぐる}みがあった。

次の日
4人は王の架けた橋を渡る。
そして探究の旅は始まった。
4人の若者は輝きの戦士として自らに与えられたその使命の大きさと、待ち受ける波乱の運命に目まいさえ覚えるのであった。その意味さえ知らず、4人が持つ4つのクリスタル、遙か昔、その中には輝きが宿っていたと言う。
レミーラ:今はアキュリの顔のように濁ってましてよ。
アキュリ:ええっ!?
トモミ:あはははは。
さあ旅立つのだ。この世界を覆う暗黒を振り払い。平和の光を再びこの地に…。

《ブラボカの港町》
男性:うわー、助けてくれー。
レミーラ:どうかして?
男性:この街はアルディの海を我が物顔で荒らしまくる海賊に襲われているんだ! 金品は根こそぎ奪われ、女の子は次々と乱暴されるんだ!
エミリー:助けなきゃ。

海賊の巣食う場所へ向かう。
レミーラ:ふふん、あなた達が海賊でして? 確かに品がありません事。
アキュリ:やっつけちゃうんだから。
トモミ:ゴーゴー!
ビッケ:この海賊ビッケ様に逆らうとは、いい度胸してるじゃねえか。ほほぅ、いい女揃いだな。作者に電話するまでもなく、全員処女と見た。野郎共、犯っちまえ!! ヒンヒン泣かせちまえ!

大勢の海賊が襲ってきた。
レミーラは鞭を振るい、アキュリは魔法剣で攻撃し、エミリーはダガーで急所を刺し、トモミはパンチキックを食らわせる。
海賊A:オギャー!
海賊B:ピキャー!
海賊C:ゲハー!
海賊D:アピィー!
ビッケ:つ、強い…。
レミーラ:さあ、あなたで終わりでしてよ。
ビッケ:済まねえ、許してくれ。もう悪さはしねえ。奪った物は返すよ。
海賊船から、金品や女の子が戻ってくる。
女の子:えんえん、ぐすんぐすん。
女の子の服は乱れていた。
アキュリ:奪われた処女もちゃんと返してあげてよね。
ビッケ:それは無理でい…。お詫びに俺の船をやるからよう。許してくれよう。
海賊船を手に入れた。
レミーラ:ふふん、汚過ぎますわ。私仕様に変更なさい。
ビッケ:へい、姐御。
レミーラ:誰が姐御ですって? クィーンとお呼びなさい。
ビッケ:へい、クィーン。
アキュリ:船が綺麗になるまでこの町で情報を集めましょ。

男性:あなた方のお蔭で、もう海賊に怯える事もありません。ありがとうございました。

女性:海には恐ろしい怪物がいっぱいいます。気をつけてください。

男性:船は港にしか上陸できない。北の方に港は無いぜっ!

《ランジェリーショップ》
トモミ:あー、これ可愛い。
エミリー:あん、私はこれにしよっと。
レミーラ:あーら、エミリー、あなたにはちょっと似合わないんじゃないかしら?
エミリー:そんな事ないっ。
アキュリは試着した。
アキュリ:どーお? 清純な下着で決めてみたの。
エミリー:うん、男の子はイチコロね。
レミーラ:いい気になるんじゃなくてよっ。
サキーレ:きゃっ、誰か覗いてるっ。
アキュリ:えっ?
サキーレ:もういなくなったみたい…。
トモミ:どんな人だった?
サキーレ:ネコ…。
レミーラ:ほーっほほほほ、私の美しさを見に来た動物がいてもおかしくなくてよ。私の美しさは種族を超えるようね。

店員:うわー、皆さんたくさんお買いになるのですね。ありがとうございます。
トモミ:はい、割引券。
店を出た。

老人:わしは西の彼方メルモンドの街から逃げてきたのじゃ……あの街は悲惨じゃ。大地は腐り、夜になると怪物が襲ってくる……何とかしてやってくれ!!
レミーラ:気味が悪くてよ、気が向いたら行って差し上げるわ。

女性:海の向こうにはエルフ達が住んでいるの。でも王女がずっと眠ったままなんですって。
レミーラ:エルフ…行ってみましてよ。

ビッケ:我がクィーン!
レミーラ:船は改装できたかしら?
ビッケ:へいっ、クィーン。真珠でコーティングし、薔薇の花で飾っておきやした。クィーン達にピッタリです。
レミーラ:ふふん、まあまあね。それじゃ、行きましてよ。
船で南へ向かう。船にはネコの影が乗り込んでいた。

《エルフの町》
レミーラ:ここが妖精エルフの町ね。
アキュリ:エルフは耳以外は人間と同じ姿をしてるんですって。

エルフ:私達の王女を助けてください!
レミーラ:どうかして?
エルフ:王女は妖精女王になられるはずだったのに……。眠ったままなのです。
トモミ:眠ったままかぁ…。
エルフ:王女が目覚めなければ、妖精女王は誕生せず、ダークエルフの暗黒の力がエルフを支配する事になるのです。
エミリー:ダークエルフって悪いのね。
レミーラ:退治してあげても宜しくてよ。
エルフ:ダークエルフの王アストスの行方は誰も知りません。
レミーラ:んまぁ…。

エルフ:ミスリル銀で作った剣や鎧は、頑丈で凄い威力だよ。
レミーラ:ふふん、装備しましてよ。

《武器屋》
レミーラは装備を整えた。
レミーラ:私のお古はみんなで分けなさい。
エミリー:ありがとう。
トモミ:胸の所、大き過ぎるよぉ。
レミーラ:ほーっほほほほ。
アキュリ:あーあ、私達にも新品買ってくれてもいいのに。

《エルフの城》
エルフ:私達の王女はアストスの呪いで眠ったままなのです。お願いです、何とか助けてください!
アキュリ:なんとかと言われても…。
エルフの王女に話しかける。
王子:スヤ…スヤ…。
トモミ:えいっ。
トモミはエルフ王女の頬をつねった。
トモミ:起きないね。寝てる時のアキュリみたい。
アキュリ:えっ? 寝てる私に何したの?
エルフ:アストスは突然この城にやってきて王女に呪いをかけ、城の財宝を持ち去ったんだ。王女の処女を持ち去られなかっただけマシですが。
エルフ:王女はアストスの呪いで、もう五年も眠ったままなのだ……。何か眠りを覚ます良い薬は無いものか?!
レミーラ:私の美貌という最高の薬すら効かないものはどうしようもなくてよ。
エルフ:どんな薬でも煎じる事ができる魔女のウワサを耳にしたよ。エーっと確かマトーヤといかいう?

《宿屋》
レミーラ:今日はここで休みましてよ。
アキュリはネコの着包みの影を見た。
サキーレ:ねえ、私達、誰かにつけられてない?
レミーラ:私はなにも気づかなくてよ。
アキュリ:きっと疲れてるのよ。お風呂に入って疲れを取りましょ。

トモミ:あーっ! ネコが私達の服を盗もうとしてたよー!
アキュリ:やっぱりネコ…絶対に怪しいわ…。

エルフ:アルディの海の西のはじの洞窟には、ドワーフ達が住んでいるんだ。あいつらはスケベだけど良い奴ばかりだよ!

《ドワーフの洞窟》
ドワーフ:ラリホーっと!
アキュリ:ドワーフって背が低いのね。

ドワーフ:ドワーフは暗闇でも見えるんだぞ! お嬢ちゃん達の下着の色もバッチシじゃ。
ドワーフの視線は丁度腰の辺りだった。
アキュリ:ひどい事するのね!
バシッ!
ドワーフ:ゲホッ!

ドワーフ:俺は浮遊石を探しているんだ。浮遊石があれば何だって浮くんだぜ!
トモミ:私、浮きたい。どこまで高く浮けるか試したいなぁ。
アキュリ:安易ね…下りる時はどうするの?
トモミ:あー…。

ドワーフ:腕輪は鎧の代わりになるんだ。身を守る事が出来るんだよ。
トモミ:ふーん、私にピッタリだよっ。

ドワーフ:水晶の目があれば、目が見えなくても物を見る事ができるんだよ。
トモミ:私には目があるから要らないよっ。
アキュリ:私も特に必要ないわ。トモミより、視力があって澄んだ目を持ってるしぃ。
ドワーフ:ダークエルフのアストスが、魔女のマトーヤから盗み取ったらしいよ。
アキュリ:マトーヤって薬を作れる人でしょ。アストスから水晶の目を取り返す必要がありそう。

ドワーフ:大地が腐ってきている。西の方からだんだん…。

カン、カン、カン…
レミーラ:耳障りな音ね。
ドワーフ:この音かい!? 村の裏でネリク爺さんが岩を砕いている音さね。

岩を掘るドワーフの老人がいる。
ネリク爺:後一歩の所で岩が邪魔しとる。このままじゃ運河が掘れん。ニトロの火薬さえあればなあ……。
アキュリ:あれ危ないしぃ、見つけてもトモミが持つといいわ。
トモミ:どういう意味ぃ?!

ドワーフ:鍛冶屋のスミスには会ったかい?
レミーラ:まだよ。

スミス:伝説の金属アダマンタイトがあれば、幻の剣が作れるやも知れん。
レミーラ:幻じゃ使い物にならなくてよ。
アキュリ:そうじゃなくて、幻想でしか存在しなかったような凄い剣だと思うわ。
レミーラ:生意気ね…。

トモミは鍛冶屋にある剣を触る。
スミス:駄目駄目それはサンプルじゃよ!! 使い物にならんよ。
トモミ:えいっ! あっ、ホントだ。
アキュリ:私を斬りつけようとしたでしょ…。
トモミ:えへへ。

《エルフの町》
エルフ:昔西へ旅した時に、古びた城へ迷い込んだ事があるんだ。だけど誰もいなくて気味が悪いんで、すぐにそこを離れたよ。
エミリー:行きましょ。
レミーラ:気味が悪いのよね…。
トモミ:あれー? 怖いの?
レミーラ:そんなわけなくてよ!

《西のお城》
城は荒れ果てていた。
誰もいないと思ったが王が一人でいた。
レミーラ:(こんな所にどうして?)
王様:アストスに騙され、この城も荒れ果ててしまった。頼む、南にある沼の洞窟からクラウンを取ってきてくれ。そうすればこの城も元通りになる……。
レミーラ:よろしくてよ。

《沼地の洞窟》
ピスコディーモンが現れた。
レミーラ:うぐっ、強いわよ。
エミリー:ファイト!
アキュリ:素質ある私だけど頑張らなきゃ。
トモミ:えいっ!
苦戦の末、ピスコディーモンを倒した。クラウンを手に入れた。
アキュリ:クラウン…神秘的な色を携えた王冠ね。

《西のお城》
クラウンを王に届ける。
王様:ファファファ……馬鹿な奴らよ。わしこそダークエルフの王アストスだ!
レミーラ:なんですって!?
アストス:そのクラウンとわしの持つ水晶の目があれば、わしは真の妖精王になれる! さあ寄越せっ!!
アキュリ:お断りよ!
アストスとの戦闘が始まった。
アストス:デス!
トモミ:ウキャー!
トモミは戦闘不能となった。
レミーラ:負けなくてよ!
2回ヒット83
アキュリ:ファイラ!
120
アストス:ぐはー!
アストスを倒した。
水晶の目を手に入れた。

《エルフの町》
トモミを蘇らせた。
レミーラ:ふふん、生き返ってすぐに私の顔を見られて嬉しいかしら?
トモミ:三途の川には幽霊がいっぱいだったよ。
レミーラ:ひぃ!

《ブラボカの港町》
ビッケがいる。
レミーラ:あーら、私の虜じゃない。
ビッケ:ややっ、クィーンに赤毛の姐御達。
アキュリ:もう女の子に乱暴したりしちゃ駄目なんだからね。
ビッケ:心を入れ替えて真面目にやってますよ。
トモミ:ホントゥ?
ビッケ:本当ですよっ! 本当ですってば。信じてくださいよ。
エミリー:マトーヤって人はどこにいるか知らない?
ビッケ:あのババアなら…。
場所を聞いた。

《マトーヤの洞窟》
箒{ほうき}が動いている。
レミーラ:も、物の怪!
アキュリ:魔法で動いているだけよ。
レミーラ:そ、そうね。全然怖くなくてよ、ほーっほほほほ。
箒:不思議な呪文、サ、サッサカサ! トクレセンタボービ、不思議な呪文、サ、サッサカサ!

怪しげな魔法使いの婆がいた。
マトーヤ:それは水晶の目か? ほれ寄越せ……!
アキュリ:水晶の目がなくても見えるのね…。
エミリー:あはは…そんな突っ込み入れちゃ駄目みたい。
マトーヤ:代わりにこの薬をやるから……わしの薬の中で一番素晴らしい薬じゃ!
水晶の目と目覚めの薬を交換した。
マトーヤ:おおっ!! 目が見えるぞよっ!!
エミリー:良かったね、お婆さん。
マトーヤ:もうお前らに用はない! さあ、あっちへ行った、あっちへ行った!
レミーラ:んまぁ、もう少し感謝されてもよくてよ。

《エルフの城》
エルフ:エルフは鍵を預かっているんだ。いつか輝きの戦士に委ねるまで……。
アキュリ:この薬があれば渡してもらえるかも。

眠っているエルフの王女に会う。
エルフ:おおっ! この目覚めの薬ならば、王女も呪いから解き放たれよう! 早速……。
エルフの王女はゆっくり目を開けた。
王女:おはよう…。
エルフ:……王女がお目覚めになったぞ!!
王女:ずっと悪い夢を見ていたよう…まだ夢の続きなの?!
レミーラ:あーら、いきなりアキュリの顔を見ては、悪夢の続きに思えましてよ。
アキュリ:…。
王女:そなた達は伝説の戦士……ああっ夢ではない! さあ伝説に従い、この神秘の鍵を授けちゃいます。
神秘の鍵を受け取った。
アキュリ:封印を解く鍵ね。
エミリー:これでお宝を盗み放題よ。

エルフ:王女がお目覚めになった! ありがとうございました。
エルフ:お蔭で王女も元気になりました。もしやあなた方は……伝説の戦士? ありがとうございました。これで妖精界にも平和が……。
王女:私もこの通り元気になったよ。ありがとうクリスタルの戦士達! これから異世界のお友達、白雪美帆ちゃんとチャネリングするから、また今度ね。

エルフ:西の洞窟に悪魔が住み着き、そのために大地が腐ってきているという噂を聞いたよ。

《エルフの町》
エルフ:アストスを倒してくれたのですか! これでエルフにも平和が!!

エルフ:飛空艇という空飛ぶ船が、どこかに埋まっているという伝説があります。
レミーラ:飛空艇…空を旅できるのね。

エミリー:コーネリアのお宝を盗みましょ!

《コーネリア》
王の間には王がいる。
王:ナオティンはいつもそなた達の事を気にかけているはずだ。
レミーラ:当然よね。
王:しかし、最近、城で姿を見かける事はないのだ…。
ナオティンが現れた。
ナオティン:済みません、ちょっと部屋を整頓していたもので。

《宝物庫》
爺:さあ、その鍵で扉を開けてください。今こそこの中身が役に立つでしょう。
ニトロの火薬を手に入れた。
アキュリ:約束通り、トモミが持ってよね。
トモミ:そんな約束した覚えない!
レミーラ:つべこべ言わず、持ちなさい。
トモミ:やだよー。
トモミはこっそりアキュリの袋に入れた。

エミリー:カオスの神殿のお宝を盗みましょ!

《カオスの神殿》
なかなか強力な武器を見つけた。

玉座には無気味な色を携えた黒水晶がある。
アキュリ:暗くてよく解らなかったけど、ディコはここに吸い込まれた気がするの。
レミーラ:今は特に何も起こらなくてよ。…それにしてもコウモリが邪魔ね。

《ドワーフの洞窟》
エミリー:ドワーフのお宝を盗みまくりましょ!
トモミ:私も手伝う。

ネリク爺:おおっ! 感謝するぞ若者乳、これこそニトロの火薬じゃ。
アキュリ:今、若者達じゃなくて、乳って言わなかった? 私ってヒヤリングの素質あるんだから。
ネリク爺:気のせいじゃ。ともかく、これで運河ができるぞ。さあ仕事に出かけるか!

ドワーフ:ネリク爺さんは偉大だよ。尊敬できるドワーフだ。
ドワーフ:あんた達、運河は見たかい!? やっぱりネリク爺さんは凄いや!!

運河を見てみた。
レミーラ:あーら、ここから外海に出られましてよ。

運河を越えて西へ進む。

《メルモンドの町》
町人:戦士達よ、クリスタルに祝福を……。

町人:ああ…この町はバンパイアに襲われているんだ。教会も壊れ町はぼろぼろだよ!
レミーラ:バンパイア?
町人:処女の生き血を吸ったりする吸血鬼さ。君達も気をつけた方がいい。
アキュリ:私達乙女は気を付けなきゃ。

農夫:農夫をやっとります。でも作物は…。
レミーラ:あら…メロンが台無しね…。

ドワーフ:私はドワーフの村からやってきたジム。大地が腐るわけを調べに来ました。
アキュリ:魔物の仕業のようね。ですが、私達が倒す予定でしてよ。

町人:もし土のクリスタルの輝きが戻れば、きっとまた大地に命が宿るでしょう。

町人:古代の人々は何かの石を使って船を空に浮かべていたらしい……。

町人:北の世界には、昔非常に栄えた文明が有ったが今では荒れ果ててしまっている。

町人:洞窟に住む石の巨人は石を食べるんだ。とくに宝石は大好物なんだぜっ! あいつ食い意地がはってるからなっ!

町人:この町の南の悪魔の尻尾と呼ばれる半島にはアースの洞窟がある。昔はその洞窟の側に行けば行くほど作物がよく育った。

町人:大地が腐ってきている。アースの洞窟に住むバンパイアの仕業だ。あいつが土の力を遮っているんだ! 頼む退治してくれ!!

少女:お父さんがやっている店に寄ってね!
武器屋で装備を固めた。

ウネ:学者のウネといえば知らぬ者はいないのだっ!
レミーラ:聞いた事なくてよ。
ウネ:なにっ! わしの事を知らない?

ネコの着包みが覗いていた。
サキーレ:あっ、ほら! ネコ!
アキュリ:へ? あっ!
レミーラ:どうしまして? またネコ?
レミーラが見た時には既に消えていた。
アキュリ:あれって、ネコ? 大きさが全然違うと思うわ。単に誰かが着包みの中にいるだけじゃないの?
レネイア:ス、ストーカーだよぉ。

町人:南の端の洞窟にサータ爺さんが住んでいる。爺さんはとても物知りだよ。

《西の洞窟》
巨人の男が道を塞ぐ。
巨人:この道は誰も通さん。お前達の誰かが処女を奉げれば、すぐに通してやってもいいが。
アキュリ:とても無理ね。大き過ぎるもの。
トモミ:何が?
エミリー:あはは、アキュリちゃん。変な想像しちゃったんだ。
アキュリ:うぐっ…。
レミーラ:ほーっほほほほ!
アキュリ:とにかく、今回は諦めましょ。

《アースの洞窟》
レミーラ:ここがバンパイアのいる洞窟…。
コカトリスが現れた。
アキュリ:攻撃を食らうと石に刺されちゃうから、速攻でやっつけましょ。

バンパイアのいる部屋に辿り着いた。
バンパイア:全ての者は死に絶えるのだ。封印は解かれる事なく大地は腐って行く。このバンパイア様に勝てると思うのかっ!
トモミ:スケベそうな顔、やっちゃおー!
アキュリ:ファイラ!
トモミ:アディア!
倒した。

宝箱の中にスタールビーを見つけた!!
レミーラ:随分大きなルビーだ事…私に似つかわしい…。
アキュリ:石板が置かれているわ…何か邪悪なものを感じる…。
トモミのクリスタルが躍動した。

《メルモンドの町》
レミーラ:ほーっほほほほ! バンパイアは輝きの戦士レミーラが退治してよ!
町人:もしやあなた方は輝きの戦士!?
町人:戦士達よ、クリスタルに祝福を…。

町人:バンパイアは死んだけど、土はどんどん腐って行く…大地の緑が消えて行く…。
町人:バンパイアは死んだのに、ますます土は腐って行く…
レミーラ:なんですって!?
町人:一体どうなっているんだ? 何か他のものが??

町人:もし土のクリスタルの輝きが戻れば、きっとまた大地に命が宿るでしょう。
トモミ:私のクリスタル…。

《西の洞窟》
巨人:その石はスタールビーか?! お前ら、それをくれたらここを通してやる!
レミーラ:これは私の物よ。
巨人:なら、処女を寄越せ。
レミーラ:アキュリ、処女を捨てなさい。
アキュリは引き攣って言う。
アキュリ:エミリー、お願い。
エミリーはシーフの技でレミーラからスタールビーを奪った。
レミーラ:あっ!
エミリー:はい、どうぞ。
巨人はスタールビーを手に取ると、口の中に放り込んだ。
巨人:モグ、モグ…んー、うめえ!!
巨人はぺろりと平らげた。
レミーラ:わ、私のルビーが!
巨人:やっぱりルビーが最高にうまいぜっ!!!
レミーラ:ううっ、私に相応しかったルビーが…。
トモミ:ほら、泣かないで。今度玩具のルビーを買ってあげるから。
レミーラ:ううっ…。
巨人はどいた。

峠を抜けると洞窟があった。

《サータ爺の洞窟》
サータ爺:バンパイアはしもべに過ぎぬ。大地を腐らせ土のクリスタルの輝きを封じている奴は、もっと奥深くにいる。
アキュリ:そうだったんだ。
サータ爺:この杖を持ってバンパイアの部屋の裏で使え!
レミーラ:土の杖…大地と緑の精霊が宿る杖ね。スタールビーの代わりになる程には美しくなくてよ。
サータ爺:戦士達よ、クリスタルに祝福を…。

《アースの洞窟・バンパイアの部屋》
トモミは土の杖を振りかざした…すると石板が割れ、そこに階段が現われた!

《土のカオスの部屋》
トモミ:ここに土のエネルギーが集まってるよっ。
カオスの玉が割れた。邪悪な者が立ち込める。
そしてそれは何かを形作り始めた…。
土の力を遮る者…土のカオス・リッチ!
レミーラ:が、骸骨のお化けですわ!
リッチとの戦闘が始まった。
レミーラは恐怖ですくんでいる。
エミリー:レミーラ、貴方がいないと倒せない! 戦って!

リッチ:うぐぉー。
リッチを倒した。
土の力が湧き出る土の祭壇に立つ。
土のクリスタルのパワーを取り戻した。
トモミのクリスタルが輝いている。
トモミ:やったー!

《メルモンドの町》
町人:おおっ、土のクリスタルに輝きが!!
トモミ:綺麗でしょ?
レミーラ:そうね、誰かの顔よりは綺麗でしてよ。
トモミはアキュリとエミリーを見る。
トモミ:えへへ、だってさ。

町人:輝きの戦士達…あなた方のお蔭です。土が綺麗になってきました!

ドワーフ:大地が元に戻ってきました。輝きの戦士、あなた達のお蔭です!

レミーラ:ふふん、これからどうしまして?
トモミ:私のクリスタルのパワー奪回記念に旅行したいよぉ。

《クレセントの町》
アキュリ:三日月湖に囲まれた町ね。
レミーラ:なかなかいい景色でしてよ。暫く休養ね。
アキュリ:ねえ、レミーラ。最近、持ち物がなくなるって事は無い?
レミーラ:そう言えばそうね。誰か私のブラジャーを着けているのではなくて? ブカブカだからすぐに判ってよ?
サキーレ:きっと、ネコが盗んでるんだと思う…。
レミーラ:ふふん、今度逢ったら捕まえましてよ。

町人:旦那様は旅ばかりなされて…帰って来てもお昼ねばかり。ちょっとは家の事も考えてくださらないと…ブツブツ…。
町人:スヤ…スヤ…。

森の中には12人の老人が輪を描いていた。
トモミ:なんか異様だよぉ。
ルカーン:わしは予言者ルカーン。今こそ伝説が…予言が…総て目の前に現われ、我々の行く先が決まる。
賢者:私達12人の賢者は、星と予言に導かれここにやってきた…。
賢者:土…火…水…風…この四つの力で世界は成り立っておる。
賢者:土、火、水、風の四つのクリスタルはそれぞれの力によって輝いている。四匹のカオスがそれを遮って力を手に入れようとしている。
賢者:四つの輝きを我らの元へ! それができるのは輝きの戦士、そなた達だけじゃ!
賢者:四つの力の湧き出る源は四か所にある祭壇だ。そこに行きカオスを倒し祭壇にクリスタルを置けば輝きは取り戻せる…。
賢者:四匹のカオスは全ての時代を支配しようとしている。400年前に風のカオスが。200年前に水のカオスが現われ北の文明を破壊した。
賢者:土のカオスは大地を腐らせる…。
賢者:火のカオスが現われた時、全ては焼きつくされる…
賢者:火のカオスはこの町の西にあるグルグ火山に眠っていたが、今200年早く目覚めた。全てが焼きつくされる前にカオスを倒すのだ…!
賢者:よくぞ土のカオスを倒し輝きを取り戻した。だが200年後に目覚めるはずだった火のカオスがそれに気づき目を覚ました。さあ、このカヌーを使いグルグ火山に行け!
カヌーを手に入れた。
賢者:四つのクリスタルに輝きを取り戻し、ここに戻るのだ! 全ての謎は解かれるだろう。

《グルグ火山》
レミーラ:溶岩が流れていてよ。気を付けなさい。火傷しようものなら、タダでさえ見られない貴女達が、とても見られなくなりましてよ。

地下をどんどん降りる。
アキュリ:お墓がいっぱい…。
トモミ:あっ、お化け。
レミーラ:きゃー!
アキュリ:ちょっと、私に抱きつくなんて…。
レミーラ:…。

《火のカオスの部屋》
アキュリ:ここに火の力が集まっているわ。
マリリスは無数の腕を持った女形の魔物だった。
マリリス:土のカオスを倒し、このマリリスの眠りを邪魔したのはお前らか!
トモミ:寝てれば良かったのに。
アキュリ:うん、眠っていれば寝込みを襲えたのにぃ…。
マリリス:火の力は渡さん。私の炎で焼き尽くしてくれよう!
マリリスとの戦闘が始まった。
マリリス:炎を食らうがいい!
強烈な炎が襲う。
アキュリ:バファイ!
炎に強くなった。

レミーラ:早く倒れなさいっ。
3回ヒット253、クリティカルヒット!
アキュリ:ブリザラ!
マリリス:あぐぅー。
マリリスを倒した。
火の力が湧き出る火の祭壇に立つ。
火のクリスタルのパワーを取り戻した。
アキュリのクリスタルが輝き出した!。
アキュリ:私って素質あったのね…。

《クレセントの町》
賢者:力を正しい方向に向けねばならぬ!
レミーラ:私の美しさは誰もが認める正義ですわ。ほーっほほほほ。

男性:俺は浮遊石をもう十年も追い求めているんだ。どうもこの北にある洞窟が怪しいんだがな…。最近かみさんがうるさくて旅に出られないんだよ。

《エルフの町》
エルフ:三日月の上に洞窟が見える…そう、火山よりもっと北の方だ。そこに浮遊石が眠っている…お前達の来るのを待っている。
アキュリ:行ってみましょ。

《氷の洞窟》
レミーラ:私の美しさも凍るような寒さですわ。まあ、凍った所で美しさは変わりませんが。
トモミ:あーっ、落とし穴!

マインドフレイアが現れた。
3回ヒット14、エミリーは命を奪われた。
エミリー:がくっ。
レミーラ:ちょっと、どうなってますの?!
アキュリ:追加攻撃って奴ね。毒とか麻痺が一般だけど、死の追加攻撃なんて…。
トモミ:レイズ!
エミリーは甦った。

ダークウィザードが現れた。
デスとブリザガの魔法を連発される。

倒した。
レミーラ:この洞窟はどうなってますの? 嫌な敵だらけですわ。悪名高い人と争うかも知れなくてよ。
アキュリ:さっき全員が麻痺して暫くなにもできなかったしぃ…。

エミリー:お宝のありそうな部屋に着いたわ。
大きな一つ目を持つ球体の魔物、ビホルダーが現れた!
アキュリ:ビホルダーの使う「キル」は、一定のHP以下の人が食らうと無条件で殺されてしまうわ。常にHPを高めにキープしないと。
レミーラ:そんな暇はなくてよ! キルを使われる前に速攻アタックですわ!
アキュリ:ファイラ、ブリザラ、サンダラ!
3回ヒット298!
ビホルダーを倒した。

浮遊石を手に入れた。
レミーラ:神秘的な石でしてよ…。
アキュリ:どうやって使うのかなぁ?
エミリー:町の人達に訊いてみましょ。
トモミ:めんど臭いよぉ。
エミリー:根性で訊きまくりましょ。

《エルフの町》
エルフ:三日月の下にある砂漠。何かが砂の下から浮かび上がる! 浮遊石を使うのじゃ!

《クレセントレイクの南の砂漠》
浮遊石を掲げた。
砂漠から何か巨大なものが浮き上がってくる!!
レミーラ:飛空艇ね!
アキュリ:これからはこの飛空艇が旅の足ね。
サキーレ:引越ししなきゃ。
船からに荷物を運ぶ。
レネイアが船の地下室の扉の前で間誤付{まごつ}いている。
アキュリ:どうしたのレネイア? ドアの一つも開けられないわけ?
ガチャガチャガチャ
レネイア:開かないよー。
サキーレ:待って、私の盗賊の術で開けるから。
ガチャ
扉は開いた。
レネイア:コ、ネコ!
ネコ:ひぃ!
ネコは逃げ出そうとする。
スティア:お待ちなさい!
スティアは鞭でネコを捕捉した。
アキュリ:あっ! 私達の持ち物があるわ! これって昨日なくなったブラジャー!
スティア:…どうやら、ネコが盗んでいたのに間違いないようね。さあ、今まで盗んだ物を返しなさい。
ネコは首を振る。
アキュリ:中に人がいるんじゃないかしら?
レネイア:えいっ!
レネイアはネコの頭部を持ち上げた。
中には男がいた。
アキュリ:ナ、ナ、ナオティン?!
ナオティン:ううう…。
スティア:王子様が盗みなんてしても宜しくて?
レネイア:しかも私達の…。
ナオティン:す、済まない…どうもディコにへんな光線を浴びせられてからは、好みの異性の後をつけるのが趣味になってしまったのだ…。
アキュリ:…。
サキーレ:仕方ないわ。コーネリアに送り届けてあげましょ。

レミーラ:飛空艇だけど、誰が操縦しまして?
トモミ:私。

トモミはめちゃめちゃな操縦をする。
ガクガク、グラグラ…。
アキュリ:やめて!
トモミ:大丈夫、慣れてきた。

コーネリアにナオティンを降ろした。
ナオティン:旅の無事を祈っている。
ナオティンの顔はボコボコだった。

四人の戦士は上空から地上を眺める。
アキュリ:あっ、鳥の顔みたい。
エミリー:町があるわ。行きましょ。

《ガイアの町》
町人:この町はガイアの町、別名鷹の目と呼ばれています。南には鷹の翼と呼ばれる町があります。

町人:鷹の翼って知ってるかい?! あそこの言葉はチンプンカンプンさ!
レミーラ:チンプンカンプンだなんて、まるでトモミの寝言みたいね。
トモミ:えへへ、私、寝言を言ってた?
レミーラ:ええ、アキュリの寝言の方が殺伐としてるけど。

町人:何て事、信じらんなーい。ねえねえ、あなた達、外の人達でしょ。どうやってこんな山頂まで登ってきたの!?
レミーラ:私の美しさに不可能はなくてよっ。

町人:ヤーニクルム砂漠にある塔には誰も入れない。みんなは蜃気楼の塔って呼んでるけど、本当に蜃気楼なのかね?!

町人:古代の天空人と呼ばれていた人々は空を駆け巡り、天高くに城を築いたと言う伝説があります。

町人:西にある城は勇気と力を試す城だって親父が言ってたよ。

町人:私、見たんです。夜空を光り輝く物が西の方角へ飛んでいくのを!

町人:この町の泉に住んでいる妖精を最近見かけないの…。一体どうしちゃったのかしら?

町人:ルフェイン語を研究していた、なんとかって言う学者がいたなあ?

町人:申し訳ございません。私は妖精を捕まえてキャラバンに売ってしまいました。
トモミ:私の知ってるミホちゃんが聞いたら怒るだろうなぁ。

町人:この町の泉の底に沸く空気の水は、妖精にしか汲んでくる事はできません。

《ルフェインの町(鷹の翼)》
町人:ル…パ…ガミ…ド?
レミーラ:何を言ってるのか判らなくてよ。私を褒め称える言葉には違いないでしょうが、ほほほ。

トモミ:あー、魔法やさんがあるよ。
魔法屋:いらっしゃいませ。
アキュリ:…なぜかここだけは共通語ね。

川を上り、村に辿り着いた。
《オンラクの村》
村人:空気の水って聞いた事あるかい?
レミーラ:今聞きましてよ、なんで冗談は言わないから安心なさい。

爺:200年前神殿は大きな音を立てながら海に沈んだそうじゃ。噂だと今ではそこに人魚が棲んでいるそうじゃ。

少女:見て! 私の脚、素敵でしょ!? 足があるっていいわね。ほらこんなステップだって出来るのよ!
レミーラ:あーら、こんなステップはどうかしら?
少女:うまーい! 教えて教えて。
レミーラ:ふふん、私は見ての通り忙しいの。今度時間があったらよろしくてよ。

村人:ウイーひっく! 俺に構わないでくれ! 畜生! 魚がさっぱり釣れねえ! これが飲まずにいられるかってんだ!!

村人:そう言えばコペの奴が光り輝くものが落ちるのを見たって言ってたっけ。

コペ:俺がコペだけど。ああ見たよ。えーと確か北の方だったかな。誰も信じてくれないけど、あれはロボットみたいだったよ!

村人:キャラバンのアンダーヒルは何か変な物を持っていたぜっ!
トモミ:変な物…ぽっ。
アキュリ:また変な想像してる…。

村人:私のお父さんはキャラバンなの。西の砂漠に出かけているわ。いつも砂漠の北の端の森の近くで休むの。早く無事に帰ってきて欲しい!

村人:海の底に沈んでしまった神殿にはたくさんの財宝があるそうよ。金、ダイヤ…。
エミリーの目が輝く。
レミーラ:私に似合いそうね。
村人:そうそう、そう言えば誰かが何かの石版が神殿にあるって言ってたわ。
レミーラ:そんな地味な物はアキュリに似合ってよ。

学者:ルフェイン語は昔の言葉で天空人と呼ばれていた人々が使っていました。私の兄のウネがいつも言っていました。ロゼッタ石があれば話せるようになるのにと。
レミーラ:天空人…本当にいたのかしら…。

村人:あんた足は生えているのかい?
レミーラ:美しく長い脚が見えなくて? 私の後ろにいる人達の足を見ても何も始まらなくてよ。

ドラゴン:私はバハムートに称号を貰うため試練の城へ行く途中です。あそこにある勇気の証を持って帰らねばならないのです。

村人:この町も200年前、栄えていた。

村人:200年も前に遡るが、オンラクの神殿は水の力を持ちたいそう栄えていた。頼む、水の力を戻してはくれぬか?!
エミリー:水の力…私の力…。

潜水艦の前に女性がいる。
女性:人魚を救いたくて樽で潜水艦を造ったの。でも途中で息が詰まってしまって使い物にならない…。危ないから近づいては駄目!

《ドラゴンの棲む島々の洞穴》
ドラゴン:俺が恐くないのか? ほほー感心感心。
ドラゴン:ドラゴン王バハムートには会ったか? 王は勇気ある者に称号を授けてくれる。
ドラゴン:我々ドラゴンは勇気を試すため、この北東にある試練の城に行き勇気の証を取ってくるのだ。
ドラゴン昔、北の地には美しい神殿や機械仕掛けの立派な城があった…。
ドラゴン:勇気の証はその形を変える! 時には何か変な形をしているぞ。
ドラゴン:このドラゴン王国に人間とは珍しい。もしそなた達が勇気ある者ならドラゴンの王バハムートに会うが良い。
ドラゴン:カルディア諸島のドラゴンは無益な殺生を好まない。
ドラゴン:遙か昔、ドラゴンと人間は共存していた。
ドラゴン:勇気の証は勇気ある者のみが持つ。

《試練の城》
爺:そなたの持っているクラウンは勇気を試す勇者が持つ物だ。さあ、行って台座に座れ。そなたの勇気と力が試されよう。勇者の証を持ち帰れ!

宝をどんどん手に入れる。

ドラゴンゾンビが現れた。
アキュリ:ファイガ!
トモミ:アディア!
倒した。
トモミ:あれー、死んじゃった。
エミリー:ゾンビだから元々死んでると思う。

鼠の尻尾を手に入れた。
レミーラ:なんだか臭くてよ! 捨ててしまいなさい!
アキュリ:きっとこれが勇者の証だから捨てられないわ。
レミーラ:一番匂いのきつい人が持ちなさい。
アキュリ:一体誰よ…。
トモミ:くんくん…。

《ドラゴンの棲む島々の洞穴》
ドラゴン:ここはドラゴン王バハムートの部屋…。
ドラゴン:バハムートが全ての真の勇気を確かめる。
バハムート:その鼠の尻尾こそ勇気と力の証だっ! さあ、お前達に称号を授けよう…。勇者の魂よっ! ここに集え!

四人はクラスアップした!
レミーラは『精霊戦士』になった!
アキュリ『マジカルナイト』になった!
エミリー『忍者』になった!
トモミ『白銀聖闘士{シルバーセイント}』になった!

バハムート:戦士達よクリスタルに祝福を…

オンラクの村から北へ向かう。
《滝の洞窟》
ロボット:コノキューブ……モッテイッテ…。コレツカッテ、フユウジョウノティアマット…オネガイ…。
レミーラ:アキュリ、通訳なさい。
アキュリ:このキューブ持って行って。これ使って浮遊城のティアマットお願い。
トモミ:全く同じだよ…。アキュリの声を聞いた分、損しちゃった。
ロボット:ギ……ガ……。

《砂漠の北のオアシス》
キャラバンがいた。
キャラバン:妖精の瓶はどうだい? 50000ギルだよ。
蓋を開けると中から何かが飛び出した! アッと言う間に空の彼方に消え去った。
レミーラ:損しましてよ!
アキュリ:鷹の目の妖精じゃないかなぁ?

《ガイアの町》
泉に立つと妖精が現れた。
妖精:あなたの買った瓶に入っていたの。私、怖くて逃げ出してしまって…。
レミーラ:ほーっほほほほ、アキュリの顔が怖過ぎたのね。
妖精:えっと、あなたの顔です。目の下の嫌らしいホクロが恐くて…。
トモミ:ガーン。
妖精:お礼に泉の底に湧く空気の水を汲んで来ましょう!
空気の水を手に入れた。
ボコボコ…。
トモミ:空気が水から湧いてるよぉ!
妖精:助けてくれてありがとう! 空気の水は役にたったかしら?
レミーラ:まだでしてよ。私のように爽やかな空気が出て来るのには驚きましてよ。
妖精:その水からは空気が限りなく湧き出してくるの…。

《オンラクの村》
ドラゴン:おおっ! あなた方も称号をっ!!

女性:空気の水を持った戦士…ずっとあなた方を待っていました。お願い! 人魚を救ってください!
そう言うと女の姿は幻のように消え去った。
レミーラ:ゆ、ゆ、ゆ…。
トモミ:湯たんぽ暖かい。水の中は寒いかも知れないから持って行きましょ。

レミーラ達は潜水艦に乗って海底神殿を探検する。
《海底神殿・上階》
人魚:私の呼びかけに答えてくださったのですね!!
レミーラ:あら、貴女は潜水艦の前にいた…幽霊じゃなかったのね。

人魚:私達人魚は、海の光を失うと水の泡になって消えてしまうの。

人魚:私達の仲間の一人が町を見たいと上の世界を見に行ったまま帰ってこないの。いったいどうしたのかしら? まさか足でも生やして?!
レミーラ:そう言えば、足が生えて喜んでた女がいましてよ。

人魚:あなた達、水の中で息が出来るの? すっごーい、もう、かんどおーっ!

ロゼッタ石を見つけた。
石版の表には何か文字のような物がびっしり書き込まれている。
レミーラ:通訳なさい。
アキュリ:無理よ。ウネって学者に見せないと。

人魚:このまま海の光を取り戻せずに、水の泡になってしまうのかしら…?
人魚水のクリスタルの輝きを取り戻して海を救ってください!
人魚:あっそのクリスタルは海の光が象徴されたもの。あなた方はもしかして伝説の…。
人魚:ここは神殿の最上階です。水のカオス・クラーケンは神殿の一番下にいます。
人魚:水のカオスがいる限り、海の光はどんどん弱まっていきます。
人魚:東の大陸の砂漠に建つミラージュの塔に誰かが入っていくのを見たの! 何だか素敵なチャイムの音がしていたわ!

《水のカオスの部屋》
エミリー:ここに水の力が集まってる。解放しないと。
カオスの玉が全ての水を巻き込む!
クラーケン:フォフォフォ…ミズノカオス・クラーケンニハムカウトハ、ミノホドシラズナヤツラヨ!
アキュリ:水のカオスクラーケンに歯向かうとは、身の程知らずな奴らよ、ですって。
クラーケンとの戦闘が始まった。
アキュリ:サンガー!

クラーケン:ウボァー!
クラーケンを倒した!

水の力が湧き出る水の祭壇に立つ。
水のクリスタルのパワーを取り戻した。
エミリーのクリスタルが輝き出した!。
エミリー:頑張ったかいがあったわ…。

人魚:もう大丈夫です。この辺り一帯も、昔のように美しい海になるでしょう!

《メルモンドの町》
町人:まあ! 随分立派になったわね!

町人:おお、飛空艇だ!! 本当にあったのか!!

ウネ:ちょっとその石を見せてみろ。おおっ、これはロゼッタ石ではないか! これでルフェイン語の謎が解ける!! さあ、お前達にも教えてやろう。
レミーラ:私は野蛮な言葉を覚えたくなくてよ。
アキュリ:私が覚えるわ。
ウネ:戦士達よ、クリスタルに祝福を…

《ガイアの町》
町人:えっ?! 鷹の翼の言葉が話せるのかい?!
アキュリ:ルパンカミ、ドサンセイ。私って素質あるのね。

《ルフェインの町(鷹の翼)》
町人:我々はルフェイン人。そう、昔は天空人と呼ばれていた。
レミーラ:天空人!
町人:おお、お前達の船は飛空船と言い我々の祖先が使っていた物だ。

町人:おお、光を持った戦士…伝説は本当だった…!

町人:我々の伝説がある。四百年後、光を持った戦士が現われ我々を救ってくれると…。

町人:土、火、水、風、四つの力はこの世界を形作っています。我々はその内風の力を授かり宇宙に城を浮かべたのです。

町人:四百年前我々は高度な文明を持っていた。宇宙にさえ手を伸ばしていたのだ。しかしそれも今では忘却の彼方だ…。

町人:浮遊城は空高く星の海に浮かんでいます。

町人:祖先が作ったロボット達は今でも動いているだろうか?

町人:天高く浮かんでいる浮遊城。我々の祖先が昔住んでいた所だ。ミラージュの塔はその入り口になっている。

町人:さあこのチャイムをもって行くが良い!! これを持っていればミラージュの塔へ入る事ができる!
エミリー:天空人に伝わるチャイムね。
♪♪♪
振ると澄んだ音色が響き渡る…。

町人:天空人の力…風の力はティアマットに遮られてしまった。

町人:我々はティアマットと戦った…! しかし奴を倒す事は出来なかった。今でも奴は浮遊城にいるはずだ。
町人:天空人はある儀式によって記憶を代々受け継いで行くのです。しかし四百年の時の流れに記憶が薄らいでしまっている。

町人:四匹のカオスを操る奴がいると踏んだ我々は、その居場所を突き止めようと五人の戦士を旅立たせたが
ついに帰って来なかった。

町人:我々の最後の頼みだった五人の戦士は今でもどこかに生きている。しかしその姿はコウモリにされてしまった。

《ミラージュの塔》
チャイムを鳴らすと蜃気楼が現実化し、塔に入れるようになった。

ロボット:オオ、アナタガタ、ゴシュジンサマデスカ?

ロボット:ワタシタチノナカマノ1タイボウソウ…ニシノカナタニトビサッテシマッタ。アイツ、ワープキューブモッテル。
トモミ:それなら手に入れたよ。
ロボット:オオ、サスガハゴシュジンサマ。

ロボット:ワープキューブツカッテ、フユウジョウヘワープスルデス。

装置がある。
ワープキューブを使い、浮遊城へワープした。

《浮遊城》
アダマンタイトを見つけた。
アキュリ:伝説の金属で何よりも硬いって話よ。
エミリー:ドワーフが加工したがっていなかった?
トモミ:一度戻ろうよー。宝の持ち過ぎで重いよぉ。

《ドワーフの洞窟》
スミス:こっこれはアダマンタイト! よしわしが剣を造ってやろう。
…ポンッ!
スミス:ほら出来たっ!! …おおっこれはわしが手懸けた中で一番の出来じゃ。持って行くが良いっ!!

エクスカリバーを手に入れた。
アキュリ:私が使うね。
スミス:戦士達よ、クリスタルに祝福を…。

《浮遊城》
ロボット:コノテンボウマドカラ、セカイガミワタセマス。
展望窓から世界が見渡せる…四つの力。それが霧のようになって一つの場所に流れ込んでいる…カオスの神殿! 四つの祭壇の中心!

コンピュータ:ログイン…ログイン…ティアマット…解析中…。

《風のカオスの部屋》
レミーラ:この場所に風の力が集結してましてよ。
カオスの玉から閃光が走る!
ティアマット:ここまで来たか…だがもうこれでお前達の運命も終わりだ…!
ティアマットとの戦闘が始まった。
毒ガスが襲う。
稲妻が襲う。

ティアマット:ギヒャー。
ティアマットを倒した。
風の力が湧き出る火の祭壇に立つ。
風のクリスタルのパワーを取り戻した。
レミーラのクリスタルが輝き出した!。
レミーラ:これで4つの力を取り戻した…。

《クレセントレイクの町》
賢者:私達12人の賢者は、星と予言に導かれここにやってきた…。

ルカーン:わしは予言者ルカーン。今こそ伝説が…予言が…総て目の前に現われ、我々の行く先が決まる。

賢者:力を正しい方向に向けねばならぬ!

賢者:四百年前に風が…200年前に水が…そして土と火…この世界を創る四つの力が…。

賢者:四つの輝きを我らの元へ! それが出来るのは輝きの戦士そなた達だけじゃ!

賢者:2000年の時が繰り返しているのが見える!! まるで鶏と卵じゃ!! 時の鎖を断ち切るのじゃ!!
賢者:時が巡っているのが見える…。2000年前に飛んだ何かがそこから世界を破壊し、そしてまた2000年たった今、そいつはまた2000年前に飛び…そしてまた…。

賢者:何者かが2000年前に飛び、そこからこの世界に四匹のカオスを送り込み、400年前から始まった世界の破壊を行なっているのだ。

賢者:輪のようになってしまった時の鎖。それを断ち切るには、過去にいる真の敵を倒さねばならない。

賢者:そなた達の記憶は失われているが、そなた達のいた世界はこの世界の真の姿だ。だがそれが今この時代で突然狂ってしまったのだ。

賢者:おお四つの輝きが戻った! その輝きを力に変えれば時間の壁を破る事ができるのじゃ! 真の敵は2000年前にいる。

賢者:四つの力はその中心にあるカオスの神殿に集まっている。四つの力を元に戻した今こそ、そこに行って悪の源を叩くのだ。

《カオスの神殿》
コウモリ:おお、そのクリスタルの輝きで、私はちゃんと言葉が喋る事ができる。カオスの呪いによって、こんな姿にされてしまったのです。

コウモリ:私達は天空人です。世界の破滅の原因はここにあると突き止めたのですが…。もう四百年前になります…。

コウモリ:四匹のカオスがクリスタルの輝きを遮り得ていた力は、全て過去に送られている。2000年の過去にいる何者かが力を吸い取っている。そいつが真の敵だ。

コウモリ:おおっ、私達が見つけられなかった四つの輝きだ!! そのクリスタルを持って時の扉に立てば<
タイムトリップして2000年の時を越える事ができるはずだ!

コウモリ:部屋の中心にある黒水晶を四つの輝きで照らせば四つの力が集まり、2000年前の崩れ落ちる前のカオスの神殿への時の扉が開かれます。

四つの輝くクリスタルを黒水晶に重ね合わせた…時の流れが押し寄せる!
レミーラ:空間が捻れましてよ! 
さあ一歩前に踏み出せば2000年前へタイムトリップする!!!

《過去のカオスの神殿》
デスビホルダーが現れた!
レミーラ:デスとキルを使われる前に倒しましてよ!
デスビホルダーはブレイクの魔法を使った。
レミーラは石になった。

ザクッ
レミーラ:きゃー!
レミーラのお尻には金の針が刺さっていた。
エミリー:痛かった?
レミーラ:刺す場所を考えなさい。
アキュリ:考えたわ。頭とか胸の方が良かった?
レミーラ:私の形のいいヒップで構わなくてよ。あら、デスビホルダーはとっくに倒したようね。

石版が床に置かれている…何か邪悪なものを感じる。
レミーラ:行き止まり…?
アキュリ:そうだわ、悪の扉を打ち砕くアイテム、リュートを使えば…。
リュートを弾くと石版が動き出した。…その下から階段が現われた!

《土のフロア》
アキュリ:アースの洞窟で出遭った魔物がいっぱい…。

リッチが現れた!
レミーラ:この前より強くてよ!
アキュリ:この前って言うか、未来よ。
リッチ:フレアー!
レミーラ:ぐふっ。

倒した。

《火のフロア》
マリリスを倒した。

《水のフロア》
クラーケンを倒した。

《風のフロア》
マサムネの鞭を見つけた。
レミーラ:私が使いましてよ。

ティアマットを倒した。

《魔法陣のフロア》
デスマシーンが現れた!

倒した。
レミーラ:番兵ね…この先の部屋に恐ろしいパワーが…。

ネコの髪型の女がいる。
ディコ:ウフフフフ…覚えているかな。私はディコよ。
レミーラ:ディコ!
トモミ:ナオティン王子を連れ去った女の子…。
ディコ:今から2000年後の未来…あの時に私は殺されかけたけれど、四つの力が私をタイムトリップさせ過去に蘇ったの!
アキュリ:それで急に消えたのね。えっ、もしかして…。
ディコ:時は巡っている…過去に飛んだ私は、2000年後の為に四匹のカオスを未来に送り込んだの。 そして四つの力でまた未来の自分をタイムトリップさせる!
アキュリ:やっぱり…。
ディコ:2000年後、私の記憶は失われている。だが私はまた過去に戻ってくる。そしてお前達はここで死に、私は永久に行き続けるの!!
トモミ:もう一回言って、全然理解できなかったよぉ。
ディコ:がくっ。
アキュリ:要約すると、ナオティンを攫って私達にボコボコにされたディコは、過去の世界のカオスによって過去に行ったわけ。そのパワーを生み出す為、過去から四匹のカオスを送り込み、世界からエネルギーを吸い取ったの。
エミリー:だから、土が腐ったりしたわけね。
アキュリ:そして四匹のカオスを送り込む為に、今から私達のクリスタルに宿るパワーを奪うつもりってわけね。
ディコ:流石はアキュリ。つまり、ここでお前達は死ぬのだ。
トモミ:…もう一回言って、って言ったら怒る?
ディコ:怒るわい!
レミーラ:どうでもよくてよ、ディコを倒せば時の鎖は断ち切れるはず。
ディコ:ウフフフフ…ここでお前達が倒れる事は決まった事…死ぬがいい…。
ディコの体が巨体となる!
カオス・ディコとの戦闘が始まった!

カオス・ディコの体が崩れ去る…。

レミーラ:クリスタルから強い輝きが!

時の鎖は断ち切られた。2000年の時を閉じる時間のねじれは、正しい流れを取り戻した。
思えばディコの憎しみはささいな原因だった。
それが4つの力で増幅され4つのカオスを生み出した。
その4つの力を正したのはやはり4つの力に選ばれた4人の戦士達だった。
四人の戦士達は2000年後の世界に帰ってくる。
よく知っている元の世界へと。
そこには王子ナオティンや王妃ジェーン、そしてよく知っているディコもいる。
人々は戦いの事は覚えてはいない。
しかし心の奥底に戦いの記憶は残り、架空の物語として語り継いで行く。
宇宙にまで手を伸ばしていた失われた文明、ドワーフの村やエルフの国。

四人の美しい戦士達は帰ってくる。戦いの記憶を心の底に仕舞い込み、もうすぐそこに。

忘れないで欲しい。真のクリスタルの輝きはその心の中にある。
彼女達は2000年の時を超え戦った戦士なのだから。
力を正しい方向に導いて、全てのものに輝きを…。


FIN.




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