《祭壇の洞窟》
4人は洞窟の穴に落ちた。
エメラルダ : あいたたた…。
スティア : 落とし穴に落っこっちてしまいましてよ!
ディアマ : 参ったな…。
カリン : 大丈夫かしら? こんな所まで来ちゃって。
スティア : 何を言ってまして? 言い出したのはカリンではなくて?
エメラルダ : ほら! 喧嘩している暇があったら出口をお捜し!
ディアマ : むむっ!
ゴブリンの群れが現れた!
ディアマ : ふん!
エメラルダ : お下がり!
カリン : デイジー、隠れてっ。えいっ!
スティア : 100年早くてよ!
ゴブリンの群れを撃退した。
スティア : 何なの? 今の化物は!
ディアマ : …ホントに参ったな。
カリン : とんでもない所に来てしまったようです。
エメラルダ : つべこべ言ってても仕方ないわ。出口を捜すのよ。

4人は洞窟を進む。しかし行き止まりだった。
カリン : あれっ?
ディアマ : どうした…?
エメラルダ : あの岩、なんか変ね。
スティア : そう言えば…。

ディアマ : 調べてみよう。
エメラルダ : 頑張って、ディアマ。何か見つけたら、私の熱いキスを上げるわ。
ディアマ : そんなものは要らん。
エメラルダ : う…。
仕掛けがあり、岩が開いた。

地上に向けて洞窟をどんどん進む4人は、泉を発見した。

エメラルダ : 泉ね…。
カリン : 不思議な色です。
スティア : ちょっと飲んでみようかしら?
ディアマ : よせ…。
カリン : あっ、デイジー。
デイジーは水を飲んで元気になった。
ディアマ : ふむ、大丈夫のようだ。俺達も飲んでみよう。
四人は泉の水を飲んだ。
スティア : なんだか力が湧いてきましてよ!
HP・MPが回復した!
エメラルダ : ついでに水浴びをしましょ。ディアマ、ちゃんと私達と身体を見せ合うのよ。
ディアマ : 遠慮する。
スティア : ほーっほほほほ! 昔は4人でお風呂に入ったのに、ディアマは何かと理由をつけて断っているのよね。
エメラルダ : そう言えば最近、ディアマの@@@@を見てないわね。寂しい…。
カリン : ぽっ、私はこの前見ました。
エメラルダ : あらっ!どうだったの?
カリン : ぽっ、普通の大きさでした。
エメラルダ : 誰と比べての話? おーほほほほほ!
カリン : 一応、デイジーと。
エメラルダ : う…。
スティア : ほーっほほほほ!
ディアマ : くだらん冗談だ。水浴びは戻ってからでも遅くない。先を進もう。

《風のクリスタルの部屋》
エメラルダ : まあ、邪黒水晶みたいなクリスタルよ。
クリスタルに触れると、4人の周りに怪しい力が漂う。
ディアマ : な、なんだこいつは!?
邪悪な何かが四人を襲った!
大亀の魔物ランドタートルが現れた!
ディアマ : くっ、固い。
スティア : 洞窟で拾った南極の風でしてよ!
エメラルダ : 倒れなさい!
カリン : えーい!
ランドタートルを倒した。
クリスタルが輝き出した。
水晶 : お前達は選ばれた……
スティア : んまあ、クリスタルが喋りましてよ!
水晶 : 私に残った最後の光を…最後の希望を受け取ってくれ。このままではこの光は消えてしまう…全てのバランスが崩れるのだ。光を受け取れば、クリスタルより大いなる力を取り出す事ができる。お前達は希望を持つ者として選ばれたのだ。この世界を消してしまってはならない…。
ボウッ…
四人は光に包まれた…。
四人は光の中でその意志を感じ決意した。
この世界から闇を払うために旅立つ。
クリスタルの光を希望に変え…
少年少女達はクリスタルから光を受け取った…。
水晶 : 光の戦士達よ、光と闇を分かつ者達よ、この世界に再び希望を…。
スティア : 私達の使命…。
水晶 : さあ、その魔法陣から外に出なさい。旅立つのだ、光の戦士達よ!
クリスタルは静かに光を放っている。

魔方陣に乗ると、洞窟の外に出た。

南には、4人の故郷であるウルの村がある。

《ウルの村》
おばさん : おやおや、悪ガキ四人衆が揃ってどこへお出かけだい?
エメラルダ : 今から世界を救いに行くに決まってるわ。
おばさん : 何だって今から世界を救いに行くだって? 頭でも打ったんじゃないのかい?
カリン : そう言えばエスメちゃんは、洞窟で転がった時、頭を5回くらいぶつけてました。私はサーカスで鍛えているので無傷でしたが。
エメラルダ : 5回も? 覚えてないわ…。
スティア : 私は確か、お尻を強く打ったのよね。
ディアマ : 俺はエメラルダの胸の上に落ちて助かったんだ。
エメラルダ : あーら、私の胸を揉みまくった責任を取ってもらわないと。
ディアマ : おいっ、不可抗力だ。揉みまくったとはなんだ!?
エメラルダ : おーほほほほ!

村人 : クリスタルの光を受けた者は、神殿の聖水で生き返ったり体力を回復したりできるそうだ。

村人 : バルメニ山脈に囲まれたこの辺り一帯を治めているのは、西のサスーン王です。
スティア : 小生意気な赤毛の王女がいるという噂ね。

村人 : 南にちょっと行くとカズスの町だ。でもあの大地震以来、怪物が出るようになって、誰もこの村の外には出たりしないよ。
スティア : 私達が出たばかりじゃない。
村人 : お前達悪ガキは別だ。
スティア : んまぁ…。

爺 : 何かアイテムを使うときはBじゃ。試しにわしにポーションを使ってみなさい!
ポーションを渡した。
爺 : 山彦草をやろう。

村人 : 奥で長老が待っています。霊感の強いダーンがあなた達に起こった事を感じ取ったのです。

村人 : あの大地震でクリスタルの祭壇が地中深く沈んでしまった。あーもうこの世はおしまいだ…。
スティア : あーら、それなら私達が見つけましたよ。

茂みを進む
村人 : おやまあ、よくここまで来れたもんだ! 井戸の中にポーションがあるよ!!

《ウル・長老の家》
ダーン : わしの強い霊感が、お前達に何が起こったのかを察知したのだ。さあ、長老の言葉を聞きなさい。
孤児の四人を育ててくれた長老のトババだ。
エメラルダ : じっちゃん! 私達…。
トババ : 分かっておる、まさかお前達が選ばれるとは考えもしなかった。
スティア : ……。
トババ : これは偶然の選択ではない事をまず知らなければならない。クリスタルはその意志でお前達を選んだのだ。さあその力を…お前達の光の心を無駄にしてはならない。旅立つのじゃ! そして闇の力を封じるのだ。
四人の母親代わりだったニーナ……
ニーナ : とても心配……気を付けて行くのですよ。ディアマ、三人がならず者に襲われたりして、沙希の抱き枕にならないようにお願いね。
ディアマ : 分かってはいるが、お先真っ暗というそのダジャレもそろそろ限界に来ているというのが俺の判断だ。

長老の一人ホマクだ。
ホマク : クリスタルから受け取った称号を使いこなすには心の力が要る。心のキャパシティーが必要じゃ!
ディアマ : クリスタルから受け取った大いなる力…戦士、モンク、白魔導師、黒魔導師、赤魔導師か。
エメラルダ : 私は黒魔導師になるわ。(ディアマに魔法をかけて試したい事があるのよ。)
ルミーラ : 私は戦士でよくてよ。
ディアマ : 俺は白魔導師になろう。
カリン : 私は赤魔導師になります

長老の家を出た。

爺 : ケアルを持っていくと良い。この先の倉庫に有るはずじゃ。途中の道にはモンスターが出る。気をつけてな!

倉庫に着いた。
爺 : 一番右のろうそくが隠し扉のスイッチになっておる。帰りは必ず上の方にスイッチがあるぞい!
倉庫でケアルを見つけた。

少女 : 花摘みよ。あなた、私の花を摘みに来たの?
ディアマ : 俺はロリコンではない。

爺 : わしがお前達の力を当ててみせよう! んー……ヴァージンが3人に、チェリーボーイが1人か。当たっているじゃろう。
エメラルダ : うるさい!
ドカッ
爺 : ゲフッ。
エメラルダ : あら…ディアマ…そんな目で見ないで。私達二人が身体を合わせれば、他のメンバーみたいに処女童貞って事はなくなるんだから。

《ウル・酒場》
男 : 谷が塞がれちまってカナーンに帰れなくなっちまった。酒でも飲むしかないよ… ヒック!
村人 : 旅に出るなら毒消しや目薬は絶対に必要ですよ。

踊り子 : うふふっ! 私、踊り子よ!
踊り子は舞った。

村人 : ねえ、お願いピアノを弾いてよ!
カリン : ねこふんじゃった、弾かせてもらいます。
♪♪♪
カリン : いかがなもんでしょ。
口笛と拍手が起こった。

《ウル・宿屋》
宿屋 : あんた達、旅に出るのかい? 金は要らないよ。ゆっくり休んでお行き。

エメラルダ : あーよく寝た……。
ディアマ : いつの間に俺のベッドに忍び込んだのか…
エメラルダ : 責任取って、ディアマ。
ディアマ : 遠慮する。

スティア : 冒険の開始でしてよ! 南へ行くのかしら?
カリン : 祭壇の洞窟に宝箱がいっぱいありました。
ディアマ : ふむ、それを取ろうとしたエメラルダが、落とし穴の罠に引っ掛かったんだったな。
エメラルダ : あん、そんな事言わないで。

《祭壇の洞窟》
お金や武器防具を手に入れた。
エメラルダ : こんな都合のいい場所にアイテムがあるなんて、誰が置いたのかしら?
カリン : それを言っちゃいけないそうです。

南へ向かった。

《カズスの街》
焚き火の側に男がいる。
男 : ぎゃ!
話し掛けると男は驚いた。
男 : 済まん。てっきりあんたたちも幽霊かと思って…
スティア : ゆゆゆゆゆ…いきなりお化けが出るなんて、あんまりでしてよ。
男 : 私は西から旅してきた者だ。この町は呪われている。宿屋に幽霊が出るんだ!
スティア : か、帰ろうかしら。旅は3人で続けてくださる? あのときクエ2は3人で邪神まで倒せるって話ですし。
エメラルダ : うーん、3人で邪神を倒せるなら、同じ3人で暗闇のく…。
ディアマはエメラルダの口を後ろから塞いだ。
ディアマ : おい、いきなり終ボスの名前を言うとは何事だ、エメラルダ。
エメラルダ : おーほほほほほほほほほ!
ディアマ : エメラルダ、もっと美しく笑ってくれぬか?
エメラルダ : あん…。でもディアマが後ろから抱き付いてくれたから嬉しい。
ディアマ : ふぅ…。

幽霊?が大勢いた。
スティア : ひぃ!
スティアは、一回り身体の小さいカリンに抱き着いた。
街人 : ジンの呪いでこんな姿にされてしまった…
身体が平べったくなり、輪郭のみしか見えなくなった街人だった。
街人 : ジンを再び封じ込める為には、この村でしか作る庫とのできないミスリルの指輪が必要です。それを恐れたジンは、この村に呪いをかけたのです。
街人 : 大地震で封印の洞窟に封じ込められていたジンが蘇ったのです。
街人 : 昔サスーン城のサラ姫にミスリルの指輪を作って差し上げた事がある。あの指輪さえあれば…
女 : もとの美貌を取り戻したい…
シド : わしはシド。カナーンから来たんじゃ。ネルブの谷が大岩で塞がれてしまい、カナーンに帰れなくなってしまった。そこでこの町に一晩の宿を求めたのじゃがこの様じゃ。フォフォフォ! どうだ若いの、わしの飛空艇を貸してやるから、何とかしてくれんかのう? 西の砂漠に隠してあるんじゃ。
シドから飛空艇の隠した場所を聞いた! 西の砂漠だ!!

ディアマ : 街の奥にはミスリル鉱山があるな。
スティア : 今は用はなくてよ。

西の砂漠でシドの飛空艇を見つけた。
4人は中に入る。
スティア : 誰が運転して?
カリン : あっデイジー。
カリンから離れたデイジーはスイッチを入れた。
ゴゴゴゴ…。
飛空艇は空に舞いあがった。
ディアマ : むむっ、舞いあがったからには仕方がない。俺が操縦しよう。
エメラルダ : あん、流石はディアマ。私の男。

《サスーン城》
兵士 : 城の人はみんなジンの呪いで幽霊のようにされてしまいました。私は使いで出ていたので助かったのです…。ミスリルの指輪があればジンを再び封印できるのですが、唯一指輪を作れるカズスの村も同じような有様で…。一体私はどうしたらいいのか……。

男 : ジンの呪いでこんな姿にされてしまった。ああ、どうしたらいいのか…

男 : サスーン城の左の塔にはワイトスレイヤーがある。アンデッドに力を発揮する聖なる剣だ。だが赤魔導師にしか使う事は出来ない。
カリン : 私なら使えますっ。

人 : 封印の洞窟にいるモンスターはアンデッドばかりです。ケアルをかければ倒す事ができるかも知れない……。

王 : 私はサスーンの王。ジンの呪いによって皆幽霊のような姿に変えられてしまった。ジンを倒さぬ限り、元の姿には戻れぬ。
スティア : ジンはどこにいまして?
王 : 城の北にある封印の洞窟にいる。だがミスリルの指輪がなければジンを再び封印する事はできぬ。
カリン : レミラ姫が持っていると…。
王 : おおそうだ! 昔カズスよりレミラ姫にミスリルの指輪が贈られた。だが肝心のレミラ姫がどこにも見当たらん。もしや、ジンにさらわれたのでは?! おおレミラ姫…。
エメラルダ : 封印の洞窟に行ってみるわ。
王 : おお戦士達よ、よくぞ言ってくれた。確か封印の洞窟には、一か所隠し扉がある。骸骨が鍵になっているはずだ…。頼む、ジンを倒し人々を救ってくれ!!

左の塔に上った。
グリフォンが現れた!
スティア : 攻撃が当たらなくてよ!
エメラルダ : 魔法で攻撃よ。

倒した。
カリン : ワイトスレイヤーです。

右の塔に上った
スティア : レミラ姫の部屋ね。匂いまで生意気でしてよ。
エメラルダ : なんだか疲れちゃったわ。
ディアマ : お姫様のベッドに寝るとしよう。
暫く休んだ。

ディアマ : ぽっ。

《封印の洞窟》
エメラルダ : 行き止まりね。
カリン : 骸骨を調べるんですよね。
スティア : 誰か骸骨が好きな人が調べなさい。
ディアマ : そんな奴はいない。
カリン : 行ってデイジー。
ガチャ
バン
隠し通路が現れた。

隠し扉の向こうには赤毛にカチューシャのキュートな姫がいた。
ディアマ : (う、美しい…。)
レミラ : 私はレミラ……サスーン王の娘よ。
ディアマ : レミラ姫。どうしてこんな所に?
ディアマの顔はほんのり赤い。
レミラ : 私はミスリルの指輪を着けていたから、ジンの呪いに掛からなかったの。城の皆を助けたくてここまで来たんだけれど、魔物がいて先には進めなくって…。
ディアマ : ここは危険だ。レミラ姫は城で待っていてください。
レミラ : いいえ! 行くわ。一人でも行くわ!! 私って素質あるんだから!
ディアマ : 困ったお姫様だ…
レミラ : お願い、一緒に連れていって! このミスリルの指輪がなければ、ジンを封印する事はできないんだしぃ!
スティア : 仕方がなくてよ…。
ディアマ : 姫はこの俺が護りましょう。
レミラ姫がパーティーに加わった!
レミラ : あっ、そうそう私と話す時はBよ。
ディアマ : なにっ、B? ペッティングは15禁の域だよな?
スティア : ほーっほほほほ! ディアマが冗談を言うなんて珍しくてよ。
エメラルダ : …。
エメラルダは普段とは異なるディアマに訝しげな気持ちとなった。
レミラ : 忘れないでね。さあ行きましょう!! 
カリン : はいっ。
4人は洞窟を進む。
レミラ : 私はレミラ。あなたは?
ディアマ : 俺はディアマ…ぽっ。
レミラ : よろしくねっ!
スティアはエメラルダに言う。
スティア : なんだかディアマの様子が変ね。まさか、あのレミラが気に入ったのかしら?
エメラルダ : !!!
スティア : んまぁ、どうしたの? そんな恐い顔をして。
レミラ : 一人でこんな所まで来てしまったけれど、困っていたの! あなたが来てくれて本当に助かったわ。どうもありがとう!!
レミラはディアマの手を取った。
ディアマは顔を赤くした。
レミラ : ジンをこの指輪で封印して、皆を助けなくっちゃ! お願い! ジンの所まで連れていって!!
エメラルダ : うぬぬぬぬぬ…。
カリン : きゃっ、なんて恐い顔なのエメラルダ。
レミラ : ジンは炎の魔神。寒さには弱いはずよ…

カリン : ジンです!
レミラ : 私がこの指輪でジンを封じるわ!
レミラはジンに向かっていった。
しかし通じなかった。
ジン : ファファファ…今の俺様にはそんな物、通用しないわ。増大した闇の力が俺に味方しているのだ!
ジンが襲ってきた!
ディアマ : レミラ姫! 下がるんだ!

ジンを倒した
スティア : 今よ、レミラ! ジンが弱っている内に指輪で封じるのよ!
レミラ姫は指輪を高く差し上げた……。
ジンは霧のように溶けて消えた。指輪の力によって再び洞窟の奥へと封印されたのだ。
レミラ : ありがとう。あなた達のお蔭でジンを再び封印する事ができたわ。後はこの指輪をサスーン城の聖なる水に漬ければジンの呪いを解く事ができるの。指輪の力でサスーン城までワープするからね!

《サスーン城地下》
レミラ姫は指輪を泉に投げた。
レミラ : さあこれでジンの呪いは解けたはず。ありがとう。あなた方のお蔭だわ。お別れね…私はお父様の側にいなくてはならないの。
ディアマ : それは残念です。
ディアマはレミラの手を握った。
レミラ : ディアマって、頭が良くて、強くて、格好良くて、芸術のセンスもありそう…本当はついて行きたい。でもきっと足手まといになっちゃうわね。
ディアマ : レミラ……
レミラと別れた……。
ディアマ : レミラ姫…。

《サスーン王の間》
兵士 : お蔭でジンの呪いは解けました! 王様にお会い下さい。小さく折り畳める魔法のカヌーを渡したいとおっしゃっています!

国王 : ありがとう戦士達よ。再びジンを封印し、レミラ姫を助け出してくれた事、礼を言う。これを持って行くといい。何かの役に立つかも知れん。
サスーン王からカヌーをもらった!
国王 : ありがとう戦士達よ。暫くゆっくりしていくといい。レミラも会いたがっていたぞ。

兵士 : この城には宝部屋への抜道があります。
兵士 : 戦士達よありがとう!
兵士 : 戦士達よありがとう。あなた達は真の勇者だ!

女官 : レミラ姫があなた方に会いたがっていました! 右の塔の一番上が姫の部屋です。
老人 : レミラ姫は毎日あなた方のことばかりいっておられますじゃ。はい

《レミラの部屋》
レミラ : 旅が終わったら必ず帰ってきて。私、待ってるから。いつまでも……。
レミラ : 必ず帰ってきてよね。待ってるから。
ディアマ : ええ、必ず!
サスーンを救った勇者達はレミラの部屋を出た、一人の少女を除いて。

レミラ : あらっ? エメラルダさんだったかしら? 行ったんじゃなかったっけ?
エメラルダ : 私のディアマに手を出さないで。
レミラ : えっ?
エメラルダ : 私はディアマが好き、愛してる。
レミラ : …そんな事言われても。
エメラルダ : ディアマに近づく女は許さない…。覚えておくのね。

《カズス》
ディアマ : レミラ姫…よし決めた。この冒険が終わるまでにあの女を俺の物にする。スティア、エメラルダ、カリン応援してくれるよな?
カリン : えっ?
スティア : …。
エメラルダ : ううっ…。
エメラルダの気持ちを知っている、スティアとカリンは答えられなかった。

村人は元の姿に戻っていた。

村人 : ありがとう。お前さん達のお蔭で元の姿に戻れたよ。

村人 : カズスはミスリル鉱山で大きくなった町です。

女性 : ミスリル製の武器や防具は、みんなここで作られるの。

村人 : この洞窟はミスリルの鉱山です。

村人 : バルメニ山脈の外と内を繋ぐネルブの谷が、地震の後、大きな岩で塞がれてしまった。

《カズス・パブ》
村人 : この町の鉱山には奥へと続く秘密の入り口があるんだ。突き当たりの左から三つめの壁を調べてごらん。
オバさん : お蔭でもとの美貌を取り戻せたわ! ホホホ!
カリン : ?!
ディアマ : ふん、単なるオバさんだったか。やはりレミラのような美しい女はそうそういまい。

装備と魔法を整えた。

老人が走ってきた。
シド : よくやった! 流石わしが見込んだだけの事はあるわい。飛空艇はお前さん達が役に立てるのが一番いいじゃろう。
スティア : そうね。当然ね。
シド : それよりわしを婆さんの待つカナーンの村まで連れていってくれ。なっ頼む!
シド爺さんがパーティーに加わった。
シド : わしはシド。飛空艇を作った男! 有名じゃぞ!!
スティア : あーら、私は知らなくてよ。
シド : カナーンへ帰らなくてはならんのだ。ネルブの谷を塞いでいる大岩をなんとかしなくては……。
ディアマ : 大岩か…。
シド : カナーンにはわしの愛しい婆さんが待っておるんじゃ! 婆さんも若い頃は、エスメちゃんやスティアちゃんみたいに胸があっての。わしは愛しまくったものじゃ。
カリンは胸を押さえた。
シド : おっと、済まん済まん、婆さんもカリンちゃんくらいの胸だった事も当然ある。
エメラルダ : きっと小学生の頃の話でしょうね、おーほほほほほ!
シド : 飛空艇にミスリル製の船首を着ければ、体当たりで大岩を砕く事ができるかも知れん。カズスの村の鍛冶屋のタカに頼めば…。

村人 : タカ爺さんはこの村一番の腕の鍛冶屋だ。この家に一人で住んでいるよ。

《タカ爺さんの家》
シドはタカと話す。
シド : カナーンへ行くためにネルブの大岩を砕こうと思うのだが…飛空艇にミスリルの船首を着ければ何とかなるかも知れん。
タカ : よーし待っておれ! 今、造ってやる!!
タカは出ていった。
カンキンコン…
スティア : 凄い音ね。
シド : 暫く待つとしよう。

タカが戻って来た。
タカ : そーれ終わったぞい! なーに礼は要らんよ。村を救ってくれたんじゃからの。当たり前じゃ。
タカ爺さんが飛空艇にミスリルの船首を着けてくれた!
スティア : 南へ行きましてよ。
タカ : それでは気をつけていきなされ!
シド : よーし飛空艇で大岩に体当たりじゃ!!
タカ : 頑張っての!

飛空挺に乗った。
シド : ミスリルの船首が着いて飛空艇は頑丈になったぞ! 大岩に体当たりじゃ!!
スティア : 体当たりなんかして、無事なんでしょうね?
シド : 大岩にぶつけると大岩も壊れて飛空艇も壊れる。
ディアマ : 何っ! 正気か!?
シド : カナーンにはわしの愛しい婆さんが待っておるんじゃ。
スティア : ちょっと、お待ちなさい!
カリン : もう、手遅れですっ。
大岩にぶつかった。
ドッカーン!
飛空挺の五人は灰を浴びながら、地上に落下した。
スティア : きゃああああ!
ディアマ : くっ。
エメラルダ : また落ちるのー?
シド : わおー。
カリン : みんな頑張って! デイジー、早く!
デイジーはカリンの胸の谷間に潜り込んだ。
カリン : はん、そんなに奥に行っちゃ駄目。
ドシン
スティアはお尻を打った。
ブニュン
スティア : きゃあああ、ディアマ。私の胸はクッションではなくてよ。
ディアマ : ふむ、レミラよりは立派だが、私はレミラくらいの大きさがいい。
ピシャン
スティアはディアマをぶった。
ディアマ : …。
エメラルダ : あ痛たたたた…。
エメラルダは頭を押さえていた。
カリン : また頭を打っちゃったんですね。
ディアマ : ケアル。
エメラルダ : あん、ディアマ、愛を感じたわ。

山を見ながら南へ向かい、カナーンに到着した。

《カナーン》
シド : ありがとうよ。わしのできる事なら何でも言ってくれ…。
カリン : 「飛空艇はお前さん達が役に立てるのが一番いいじゃろう」と言われたから、飛空挺は私達の物になったんじゃなかったのですか?
シド : そうだ! もう一度飛空艇を造ればお前さん達の役に立つかも知れんな。アーガス王に会うのじゃ。王が飛空艇の秘密を知っている。本当に助かったよ! いつでも来なさい!
シドと別れた。

町人 : 昔旅をしていた魔導師がこの町のどこかに魔法の薬草を隠したらしい…。
川の中にエリクサーを発見した。

町人 : 南の森に小人の町があると言う。

町人 : ミニマムと言う魔法を使えば自由に小人になれるんじゃが…。デッシュという旅の若い者に最後の一つを売っちまったよ。

女性 : デッシュと言う旅の男がふらっとこの町にやってきたの。でも、可愛い女の子をナンパして、やる事やった後、すぐにまたどこかに行ってしまったわ。私はナンパを断ったから処女は無事だったけど。

町人 : エアロという白魔法は風を操り相手を傷つけるのじゃ。空を飛ぶ怪物によく効くぞえ!

《民家》
少女サリーナがベッドにいる。
サリーナ : ああ…デッシュ様。こんなにお慕いしておりますのに…シクシク…。龍が住むと言う南の山に行ってしまわれました…。
スティア : 捨てられたんではなくて?
サリーナ : そんな事無いです。デッシュ様は、私を愛して愛して愛しまくってくれました。
エメラルダ : いつ?
サリーナ : もちろん、愛の契りの時です。ぽっ。
エメラルダ : おーほほほほほ!
カリン : エスメちゃんは、単に言わせたかっただけみたいです。
サリーナ : はぁ、デッシュ様の赤ちゃんが欲しい…。もしかすると、できてるかも知れませんが。
エメラルダ : あん、私もディアマの子供が欲しい。
ディアマ : レミラと俺の子供を、エメラルダへ養子に出すつもりはないが?
エメラルダ : ぐすん。

サリーナの母がいた。
母親 : デッシュとか言ったね…あのろくでなしに娘のサリーはぞっこんなんだよ。参ったね…。あの男はどうしても探さなくてはならないものがあると言って旅に出ちまった。お蔭で娘は泣いてばかりさ。

装備と魔法を整えた。

《シドの家》
シドの愛妻らしき老女がベッドに臥せっている。
シド : わしがいない間に、婆さんが体を悪くしてな…ばあさんしっかりせえ! 魔法の薬エリクサーさえあれば…
婆さん : ゲホッゲホッ!

ディアマ : エリクサーならあるが…。
エリクサーを使った。
婆さんが立ち上がった!
婆さん : ほーら見てご覧!! お蔭で元気になったよ! 本当にありがとう!
カリン : 元気になって何よりです。
婆さん : じいさんも私もあんた達には随分世話になったねえ。ホントにありがとう。
シド : ありがとう! お前さん達には二度も助けられた。……。おおそうだ! そこの壁の蝋燭を押してご覧。昔、飛空艇の倉庫にしていた洞窟に行ける。もしかしたら、何か役に立つ物があるかも知れん。

シドの倉庫でアイテムを手に入れた。

《竜の山》
スティア : 竜の山…竜なんて出てきたら勝てるのかしら?
ディアマ : ふむ…どうだろう。

山に登ろうとすると、飛竜が飛んできて山頂に降り立った。

山頂へ続く道を進む。

スティア : 空を飛ぶ的が多くてよ!
ディアマ : 俺の白魔法・エアロで撃退だ。

山頂付近に来た。
4人に大きな影が覆う。
上を見上げた。
ディアマ : なんだ!?
スティア : あれは!
エメラルダ : 飛竜!!
カリン : きゃー!
飛竜に捕まってしまった。

スティア : ここは…?
ディアマ : どうや竜の巣のようだ。
竜の子 : ホンギャー!
エメラルダ : ひどい声…。
カリン : あっ、デイジー。
デイジーは茂みに走っていった。
ディアマ : なんだ?
ゴソゴソ…
なんと茂みから男が現れた。
デッシュ : おやまあ、こんな所で人に会うなんて! お前さん達、あのドラゴンに捕まったのかい? ドジだねー!!
エメラルダ : そういうあんたこそどうなのよ…?
デッシュ : えっ? そうかそうか、ハッハッハ! 俺はデッシュ。うわっ、アンタいい女だね。
スティア : ほーっほほほ、私はスティアよ。
エメラルダ : もっといい女の私はエメラルダ。
ディアマ : 俺はディアマだ。
カリン : カリンです。
デッシュ : 実は俺、記憶喪失でね。名前以外の事は思い出せないんだ。だけど何かをしなくちゃいけないんだ…それが何だか分からない…。
プニッ
デッシュはスティアの胸を揉んだ。
スティア : きゃあああああ!
デッシュ : うーん、俺のすべき事は、どうやら今の事じゃないらしい。
ディアマ : おい、ホントに覚えているのは名前だけか?
デッシュ : いやー、はっはっはっ、女の身体で気持ちイイ部分は色々覚えてたりして。お尻や胸よりも気持ちイイ部分の名前は…えーっと…。
ピシャン
デッシュはスティアから平手を食らった。
デッシュ : ぶってくれて、意外な幸運が起きたよ。もうちょっとで、えっちな部分の名前を言う所だったから。
ディアマ : ふはは、笑わせてくれる性格だ。
エメラルダ : あん、ディアマが笑うなんて珍しい。
5人を大きな影が覆う。
デッシュ : ゲゲッ!! ドラゴンのお帰りだー! 隠れろ!!
ディアマ : 駄目だ、間に合わん!
空からドラゴンが襲い掛かってきた!
デッシュ : まともに戦っても勝目はねえ! 絶対逃げるんだ!
エメラルダ : 逃げるわよ!

デッシュ : フウー、危ない所だった。さあ今の内に逃げようぜ!
スティア : そうしましてよ!!
デッシュ : これやるよ! ミニマムっていう魔法なんだが、どーせ俺には使いこなせない。
デッシュからミニマムを貰った。
デッシュ : その代わりと言っちゃなんだが、お前さん達と旅をさせてくれ!
ディアマ : ああ、俺は構わないけど…。
3人の少女の視線が冷たい。
カリン : この男の人、さっき逃げる時に私のお尻触った…。
スティア : 私は会った時に胸を触られましてよ。
エメラルダ : 私は大事な部分をグリグリ触られた…。
デッシュ : おいっ、髪の毛の感触を確かめて、耳に息を吹き込んだだけじゃないか。誤解されるぞっ。
エメラルダ : 私の髪は大事な部分なのよ。
ディアマ : はははは、気に入ったぞ、デッシュ。
デッシュ : そうかなら決まりだな。俺たちゃパートナーだぜ! よろしくな!!
デッシュがパーティーに加わった
デッシュ : さあ行こうぜ!
エメラルダ : お待ち。いい事? 今度変な事したら、袋叩きにしてやるから。
デッシュ : 飛び降りるぞっ! それっ!
山の向こう側へ降りた。

デッシュ : お前さん達と一緒なら旅も安全だ。よろしくな!!
カリン : よろしくお願いします。
デッシュ : カナーンで聞いた小人の森が、どこかここら辺にあるはずだが…。ミニマムで全員小人にならなきゃ入れないぜ!

《回復の森》
スティア : 小人がいましてよ。
小人 : おいらはこの森の不思議な水を汲みに、南の小人の森から来たんだ。小人しか入る事のできない小人の町さ! あんた達もミニマムを持っているなら、小人になって小人の森トーザスに行ってご覧よ!
カリン : どうでもいいですけど、私のスカートの中を下から覗かないでください。
小人 : へへへ。
デッシュ : 早くミニマムを使ってくれ。俺を最初にな。
カリン : お断りします。

ミニマムで小人になった。

デッシュ : あーあ、こんなに小さくなっちまって…情けないな。でもこれじゃ剣は使えないし…魔法でしか怪物と戦えないな!
スティア : 私の美しさまで小さくなったようでしてよ。
デッシュ : 小人の防御力は1になってしまう…全員後列に下げた方がいいぜ! それにせっかく貰ったクリスタルの力だ。使わにゃ損だぜ。
ディアマ : ふむ。戦士やモンクでは太刀打ちできないわけだな。
デッシュ : 黒魔導師三人くらいの力がないと辛いんじゃないのか…。
スティア : 一時的に私も黒魔導師になりましてよ。
ディアマ : おれは白魔導師のままでいい
カリン : 私も赤のままでいます。

《小人の町トーザス》
小人 : おいらは小人族。気楽な性分!

小人 : 見かけねー顔だなー。
スティア : そうね、私はどこにでもあるような美しさではないでしょうね。ほーほほほ。

小人 : ミラノス山脈を貫く洞窟があるんだ。それを通ればバイキングの住むミラルカ谷へ出る事ができるぜ。
ディアマ : ふむ、バイキングの船を手に入れれば冒険の範囲も広がるな。アーガスにも行けるだろう。

小人 : どこかに生きている森があるんだって。そこの妖精は可愛いらしいよ!?

小人 : 小人のパンは魔法の力を持っているんだ。サイトロっていう魔法と同じ力だよ!

小人 : 小人のパンを使えば世界が見える!
ディアマ : いまいち理解不能だ。

小人 : シェルコ先生がミラルカ谷への抜道を知っているよ。

小人 : お医者さんのシェルコ先生が大変だー! お腹が痛いって!! でも誰も助けられないんだ。この村のたった一人のお医者さんだから…

《トーザス・シェルコの家》
シェルコ : ウーンウーン……毒…消し…頼む…。
カリン : はい。
毒消しを使った。
シェルコ : あー助かった。何か食べ物に当たったらしい。ホントに助かったよ!!
エメラルダ : お礼はなんなの?
シェルコ : お礼に私の宝をあげよう。その階段を降りていってご覧。
階段を降りた。
スティア : 美しいと色々な物が貰えるのね。
シェルコ : お蔭で助かったよ。お礼に、私が見つけたミラルカ山脈を通り抜けられる洞窟を教えてあげよう。気をつけて行きなさい。
シェルコに抜道を教わった!

《ミラルカへの洞窟》
デッシュ : 小人で戦うなら魔法を使わないと不利だな。黒魔法でやっつけなきゃ!

魔法で敵を蹴散らし、洞窟を抜けた。
一度元の大きさに戻る。

《バイキングのアジト》
バイキングが寝転がっている。
海賊 : ふて寝さ…。
エメラルダ : 私もディアマが冷たいと、よくふて寝するのよ。

海賊 : 俺たちゃバイキング! 海の貴族さ! ……でもな……実は困ってるんだ。あの大地震の後、海竜が現われ、俺達の船は壊されちまったんだ。エンタープライズだけは助かったけど、恐がって誰も乗りたがらねえ。

海賊 : 酒でも飲まなきゃやってられねえぜ! 船に乗れないバイキングか……!!
海賊 : 岬にある建物はネブトの神殿だ。じっちゃんが詳しい事を知ってるはずだぜ!
海賊 : ボスも頭を抱えちまっているよ。海竜にはかなわねえ…。
海賊 : エンタープライズは無傷だ。でも誰も乗ったりはしないよ! 海竜に襲われて命を落とすだけさ。

エメラルダ : 大砲があるわね。
ドーン
エメラルダが触ると玉が飛び出した。
エメラルダ : おーほほほほ。

女 : 船には乗らない方がいいわよ! 岬まで行くと海竜が襲ってくるの。きっとあれはネブトの神殿に祭られたネブト竜だわ…。

女 : そこにいるのがボスよ。もう! だらしないったらありゃしない!!

ボス : 駄目だ…海竜には勝てっこねえ…。もしお前さん達が海竜を退治してくれたら、エンタープライズをやるぜ! どうだい?
ディアマ : ふむ、どうも我々が倒す事になりそうだな。
エメラルダ : 私達が強く見えるのだから仕方ないわ。実際に最強だけど。
スティア : ところで、エンタープライズは最後の1隻ではなくて?
カリン : バイキングの最後の1隻をくれるんですね。
エメラルダ : 例のご都合主義って奴よ。素直に貰いましょ。

エンタープライズで海を進むと海竜ネプトが現れた!
バシッ
ディアマ : ぐはっ、なんて強い…。
エメラルダ : こんな馬鹿な…。
スティア : これは耐えられなくてよ!
カリン : 逃げましょう。

バイキングのアジトに戻った。
細い通路にバイキングがいる。
海賊 : べ、別に隠れているわけじゃないぞ…! じっちゃんが上がってくるのを待ってるんだ。

爺 : わしはバイキングの中でも一番の年寄りのじっちゃんじゃ。ネブトの神殿はネブト竜が眠りに就いていた場所なのじゃ。だがあの大地震で何かが起こり、ネブト竜が狂ったように暴れ出したのじゃ…。
ディアマ : ふむ、神殿か。

《ネブトの神殿》
ネブト竜の像だ。片方の目がなくなっている。
目のなくなった所には奥へと続く小さな穴が…。
エメラルダ : 小人になれば入れるかな?
スティア : また小人…。
ミニマムを使った。
エメラルダ : よーし、全員小人だわね!
スティア : 行くわよっ!
竜の目の所に開いている穴に入った!

神殿を奥に進む。

大きな鼠{ねずみ}がいる。
ディアマ : 大鼠だ!
エメラルダ : いやん、ネズミ嫌い!
大鼠 : チュウ! この宝石は誰にも渡さない。チュウ! お前らなんかこうしてやる!

大鼠が襲いかかってきた。
スティア : くっ、身体が大きければ弱い敵なのに。

倒してネブト竜の目を手に入れた

穴にネブトの目を差し込んだ。
雷が鳴る
カリン : きゃー! 雷恐い!
デッシュ : ははは、みんな女の子なんだな。恐い物が1つはある。
声が聴こえる。
ネブト : 私は海竜ネブト。宝石を戻してくれた事、礼を言う。この宝石は私の心。宝石が無くなれば竜そのものが残り暴れ出すのだ。さあこれを授けよう。水の力で行く手を遮るものを打ち砕く…水の牙だ…。
水の牙をネブト竜から受け取った!
ネブト : 水はその光を失ってしまった。何者かが大地震を引き起こし、光を地中深く封じたのだ。頼む、光を取り戻してくれ…
ネブト竜は深い眠りに落ちた……。ネブト竜は深い眠りに就いている。

《バイキングの洞窟》
海賊 : ガッツあるじゃねえか! ありがとよ!!
ボス : すげーお前さん達は本当の勇者だ。強い! 約束通りエンタープライズはお前さん達の物だ!

女 : きゃー! あなた達って、す、て、き!
デッシュ : いやー、それ程でも。
ディアマ : おい、貴様は単に俺達にくっ付いていただけだろうが。

爺 : ありがとう、若くてピチピチしたの! お蔭でネブト竜は静まった。

海賊 : これでゆっくり寝れるぜ…。
カリン : 結局寝るだけなんですね。

デッシュ : やったじゃん!船を手に入れたぜ! これであっちこっちの美人を捜して種付けに……。
エメラルダ : ジロッ。
デッシュ : 嘘、嘘だって!! それに美人ならここにもいるしな。
スティア : そうね、ほーほほほ。
ディアマ : さて、船を手に入れ行動範囲は広がったが。
デッシュ : 確か…アーガスの王様が飛空艇の秘密を知ってるって…カナーンで聞いたぜ。
ディアマ : アーガスへ行くか。
デッシュ : アーガスの北にはグルガン族っていう、目の見えない禿のおっさん達が住んでる谷があるらしいぜ…。何でも予言ができるとか。本当かね!?
スティア : その前に近くの町に寄ってくださる? お風呂に入りたくてよ。

《カナーン》
サリーナ : デッシュ様!!!
デッシュ : 済まない、どうしてもやらねばならない事があるんだ。
サリーナ : 私ずっと待っています…

サリーナの母親 : おや!? あんたデッシュじゃ!!
デッシュ : いや、人違いですよ…。
サリーナの母親 : そう言えば頭や顔の形が違うね。
エメラルダ : おほほほほ、私達が殴る蹴るを繰り返したからね。
ディアマ : ファイナルファンタジー2なら、味方同士の殴る蹴るで強くなるらしいが…。

カナーンを発ち、冒険を続ける。

《トックル村》
ディアマ : ひどく荒れた村だな。
カリン : 何かあったのかしら…?

爺 : ギョエー! もう持って行くものは何も無いぞい!!
爺が飛んで逃げ出した。

爺 : 殺さんでくれー!
爺が飛んで逃げ出した。

スティア : んまぁ、誰の顔が恐かったのかしら?
エメラルダ以外の人間は全員エメラルダを指差した。
エメラルダ : おーほほほほほ!

爺 : 西の砂漠には悪魔が住んでおる…でっかい木が動き回っとるんじゃ!

爺 : これはこの村を襲った兵士が落としていった紋章じゃ。アーガス…まさか、アーガス王が!?

爺 : 砂漠を越えて西へずっと行った所に、自分達を古代の末裔とか呼んでいる風変わりな連中が住んでおるぞ。
スティア : あーら、祖先を辿ればみんな古代人なのにね。
ディアマ : ふむ、その古代人の知恵などが語り継がれているという意味だろう。

《民家》
女には暖炉へ逃げる。
女 : どうかこの子だけは助けて!
女の後ろには子供がいた。
スティア : ちょっとお待ちなさい。私達は正義の味方でしてよ。
女 : えっ? 違うんですか。ごめんなさい。てっきり村を襲った兵士がまたやってきたのかと思って…。シクシク、主人は捕まって…西の砂漠に連れていかれたのです。アーガスの紋章をつけた兵士達がやってきて…女達は乱暴され…。男達は奴隷として、女は性奴隷として…。
カリン : そうでしたか…。
女 : あの人は無事かしら…ああ、生きていてください!

《村長の家》
村人 : ここはトックル村の村長の家です。どうか村長の話を聞いてください。
村人 : 暖炉に隠し階段があります。武器を隠してあるのですが私達には使えません。お願いです。それを使い村を救ってください。

村長 : わしが村長じゃ。実はあの大地震以来、西の砂漠から兵士がやってきて村の若いもんや食料を略奪して行くのじゃ…。私の孫娘も兵士達によって…。お蔭で村はこの有様じゃ。ああ…困った。
スティア : なんとかしなくてはいけなくてよ。

トックル村を出ると、西の砂漠には木の根の集合体が浮いている。
エメラルダ : 気持ちの悪い…。
ディアマ : アーガスやトックルに関係あるのかも知れないな。
砂漠を更に西に向かった。

森が見えてきた。
カリン : クンクン…鳥の匂いがします。
チョコボの森だった。

《古代人の村》
村人 : 私達は超文明を築き上げた古代人の末裔。掟に従い。自然と共に暮らしている。

子供 : チョコボで大陸一蹴してきたら、賞品を上げるよ。
ディアマ : 大陸一周か…この大陸はどれくらいの大きさなのだろうか?
デッシュ : そんなに大きくないぜ。
エメラルダ : アナタ、記憶喪失じゃなかった?
デッシュ : …そう言えばなんで知ってるんだろう?
エメラルダ : 記憶喪失ならそれらしく、全ての事を忘れていなさい。おーほほほほ!

村人 : 東へ行った所にチョコボという動物の棲む森があります。

チョコボの森に戻り、チョコボを捕まえた。
5人はチョコボの背に乗る。
カリン : 大陸一周の開始ですっ。

大陸の外に出る境界を見る
スティア : 雲? なんだか下に世界があるように見えてよ。
デッシュ : うーん、俺はその理由を知っていたような…。

《古代人の村》
子供 : チョコボで大陸一周おめでとう。はいっ賞品です!
小人のパンを貰った!

爺 : 古代の話をして進ぜよう。
カリン : お願いします。
爺 : 光の氾濫…それは古代人達が引き起こした恐ろしい禍じゃ。古代人達はクリスタルを使い光の力を自由に操ったのじゃ。だがある時、光は暴走し出した。世界を破壊し出したのだ…人間には大き過ぎる力だったのじゃ。
スティア : それから?
爺 : 闇の世界から四人の戦士が現われ光の暴走を食い止めたと言う。だが古代人はほとんど滅び去った。僅かに生き残った者がこの地に移り住んだのじゃ。
爺 : この大陸は空中に浮いとるんじゃ。信じられんかね? 古代人の文明が築いたものじゃよ。いまだに動いとるんじゃ…オーエンの塔がその力を生み出しておるんじゃ。
ディアマ : 浮いている…そうか、大陸との境界に雲があったのはそのためだな。
爺 : 光と闇は心を持つ…そして何かが起こる時、その心は四人のものを選び出し自らの力を託すと言う…。光の氾濫から世界を救った闇の四戦士もそうじゃった。そして今、お前達が光に選ばれたのじゃ…。
エメラルダ : 闇の力が強まっているわけね。
爺 : その力過った使い方をしてはならんぞ!
爺 : わしらの掟とは…大いなる意志に身を委ねて生きるという事じゃ。機械に頼ってはならぬ。

北へ向かう。

《アーガス城》
城を一通り回ったが…。
ディアマ : 誰もいない…どうした事か。
エメラルダ : 誰もいないんだったら、私とここで二人っきりで暮らしましょ。あっ、スティアとカリンは雑用係にしてあげるわ。で、夜になったらお城の外に出てもらうの。夜はディアマと色々やる事があるから。おーほほほほ!
ディアマ : 断る。
エメラルダ : うぐっ。
デッシュ : うはー、きついねアンタ。
ディアマ : 俺には心に決めた女がいる。その他メスは相手にしない。
エメラルダ : メス…メス…メスで手首切って自殺してやる…死んでやる。
スティア : ちょっとお待ちなさい。

《グルガン族の谷》
スティア : 目、目がない人達! のっぺら坊でしてよ!

族人 : ここはグルガン族の谷。グルガン族は生まれた時から目が見えない。その代わりに第六感的なものが発達し、中には未来を覗く事ができるものもいる。
デッシュ : へー、中には女の子の着替えやお風呂を覗ける者もいそうだな。
族人 : おうおう、ワシは透視ができる。
グルガン族の一人が、エメラルダを見て鼻血を出した。
エメラルダ : その鼻血が止まらなくなるようにして欲しい? それとも一思いに死にたい?
族人 : お前達が光を受け継いだクリスタルは風を司っている。炎、水、土のクリスタルの元へ行け。更に大いなる力を手にするだろう…。
そのグルガン族の男は静かに語った。
族人 : あの大地震さえも予兆に過ぎぬ。この世界の光の源であるクリスタルを地中深く引きずり込み、魔物を生み出した大きな震えさえも、これから訪れるものにに比べればちっぽけなものだ…。
族人 : 未来は光にも闇にも見える…定かではない…。
ディアマ : それって、未来が見えると言えるのか?
族人 : 生きている森、命ある森がお前達を呼んでいる…。
族人 : 私達はこの谷にひっそりと住んでいる。人が未来を知ると大抵不幸を招くからだ。
族人 : 塔が赤い炎を出して崩れ去ろうとする時…運命を変える男は目覚める。
族人 : ドワーフの住む島に炎の力が…。
族人 : 土の力が他の三つの力を封じた…そして水の力も……?
地下にはグルガン族の爺がいた。
族長 : この魔法を使い、北にあるオーエンの塔に入りなさい。デッシュ…そなたの運命が待っておる。
トードの魔法を受け取った!
族長 : オーエンの塔は魔法仕掛けの塔…デッシュの運命が待っている。

《生きてる森》
妖精 : この森は生きています。
妖精 : 私達はこの森の妖精。
妖精 : 森は泣いています…この森には10000年を生きる長老の木がありました。それを魔導師が呪いをかけどこかに連れ去ってしまったのです。
妖精 : 長老の木が戻らなければ、もう時期この森は死んでしまいます。みんな枯れてしまうの…。
妖精 : 長老の木は城の形に刻まれて砂漠をさまよっています。助けて!
ディアマ : 例のアレか。
妖精 : アーガス城の神官ハインが長老に呪いをかけたの。
妖精 : ハインはバリアチェンジします。自分の弱点を変える事ができるの。
妖精 : 長老を連れ去った魔導師は自分の弱点を変える事ができます。それを見破る力が無くては倒す事はできないかも知れません……。

デッシュ : オーエンの塔に行かなければ…そんな気がする。あのグルカンの爺さんの言った事は当たっていそうだ! 運命が待っている!!

船で北へ向かう。
海には渦巻きが発生しており、外海へ出られなかった。
その渦巻きの近くにはオーエンの塔がある。

《オーエンの塔》
エメラルダ : あん、このフロアは水没して水だらけよ。
スティア : こんな事もあろうかと、水着を買っておいたのよ。
水着に着替えた。
デッシュ : ウヒョー!
エメラルダ : ディアマ、どぅお、私の水着姿は?
ディアマ : レミラの水着以外には興味がない。
ディアマはエメラルダに目もくれず、水を進んだ。

デッシュ : よーし潜るか?
スティア : できっこなくてよ!
カリン : 蛙にならなきゃ…。
エメラルダ : あん、蛙嫌い。
デッシュ : 何言ってるんだ? カエルみたいな髪の色してる癖に。
エメラルダ : 今の、ちょっとむかついたんだけど!
デッシュ : 口が滑っただけだ、許してー!
エメラルダは首をデッシュの絞めた。
ディシュ : ギャー!

《1階》
声 : ようこそオーエンの塔へ。ここが貴様らの墓場となるのだ…。
ディアマ : 気色悪い女の声だ。レミラとは似ても似つかない姿だろう。
デッシュ : んん…なんだかここは見覚えがあるぞ!

《4階》
声 : ヒッヒッヒッ…。
デッシュ : 思い出したぞ! 俺は古代人…。

《5階》
行き止まりだった。
声 : 永久にさまよい続けるが良い…。
スティア : どうしまして?
デッシュ : そうだ! 確か隠し扉のスイッチが五階の左から八つ目の壁にあったはずだ!!
ディアマ : ふむ、どうやらお前はこの塔に関係する人間らしいな。

《10階》
まがまがしい女の後ろにある装置から火が出ている。
メデューサ : ザンデ様の命令により、このメデューサが塔を破壊し、宙に浮いたこの大陸を落とすのだ。
ディアマ : この大陸は地震の影響を受けなかったからというわけだな。
メデューサ : ヒッヒッヒッ……邪魔はさせん! 死ねい!!
メデューサと戦う。
メデューサ : ブレイク!
エメラルダ : ディアマ、危ないっ!
エメラルダがディアマをかばって食らった。
徐々に石化する。
エメラルダ : あ、足が…。
ディアマ : …。
スティア : 倒れなさい!
バシッ
メデューサを倒した。
デッシュ : 石化には金の針だ。
ディアマ : その必要はない。ブレイクの魔法は、戦闘が終了すれば解ける。
デッシュ : 冷たいねぇ。
エメラルダ : …。

デッシュ : 動力炉を調べるんだ!
炎が吹き溢れている。今にも爆発しそうだ…。
デッシュ : 駄目だ! 近寄ったら危ない。やっと記憶が蘇ったぜ! 俺はこの塔の監視人、古代人の生き残りさ。永い眠りに就いていたんだ。もし塔に何か異変が起きた時、目覚めるようになっていたんだ。眠り過ぎてちょっとボケていたみたいだな…。
ディアマ : なんとかならないのか?
デッシュ : 随分ひどいな…まだ何とかなるかも知れん。俺はこの中に入って動力炉を直さなくてはならん。このままじゃ浮遊大陸は動力を失って落ちてしまう。ここでお別れだな…随分世話になっちまったな。ありがとよ。
スティア : デッシュっ!! おやめなさい、死んでしまいましてよ!
デッシュ : これが俺の使命だ…。俺が下の装置で渦巻きを消すから、お前達はドワーフの住む島へ行け。そこに炎の力があるはずだ。下に行ったらお前達をワープさせてやるよ。そんじゃあばよ! それっと!
デッシュは炎の中に飛び込んだ!
カリン : デッシューっ!!……

オーエンの塔を出ると、海の渦が消えていた。

エメラルダ : 外海へ行く前に、あの子にデッシュの最期を知らせてあげたい…。

《カナーン》
サリーナ : えっ! デッシュ様がオーエンの塔の炎の中に!!
カリン : きっと生きていると思います。
サリーナ : ああ、デッシュ様、どうかご無事で!

島を発見した。
《炎の洞窟》
ディアマ : 炎の壁がある。行くのは無理だな。

同じ島にはドワーフらの住む洞窟がある。
《ドワーフの洞窟》
ドワーフ : ラリホー!
スティア : ラリホーって何かしら? ドラクエの眠りの魔法なら知っているけど。
カリン : きっと、「こんにちは」の意味だと思います。
ドワーフ : ラリホー!
ドワーフ : 二本の氷で出来た角、ドワーフの宝ー!
ドワーフ : お願い、角、取り返してー! 盗んだ奴地下の湖に逃げ込んだー!
ドワーフ : ドワーフの角、盗まれたあー! ラリラリホー!
ドワーフ : グツコーっていう悪者がドワーフの宝盗んだー!
ディアマ : ドワーフの角か。ん? あそこにあるのが、もう一本か。
エメラルダは祭壇にある角の方へ進んだ。
バリバリ!
エメラルダ : 痛い!
ディアマ : 目に見えない壁のようだな。
ドワーフ : 残った一本の回りに誰も近付けないお呪いかけたー!
エメラルダは泣き顔でディアマを見た。
エメラルダ : 痛い。
ディアマ : ふん、状況を判断せずに行動を起こすからだ。
エメラルダ : ううっ…。
ドワーフ : 北の山に綺麗なガラスみたいな塔が建ってた。でも地震の後、消えたー。そこに洞窟が出来たー。
ドワーフ : 外海をずーと東に行った所、ギザールっていう辺境の村があるー!

ドワーフの洞窟を散策する。岩が道を塞いでいる。
ディアマ : 行けないようだな。

泉があった。
カリン : 蛙になると行けそうな気がします。

《地底湖》
蛙から戻った。
エメラルダ : 綺麗ね。私、ディアマとこんな所を二人きりでいたい。
ディアマ : ふむ、俺はシオリア姫といたいな。

黒尽くめの盗賊グツゴーがいた。
グツゴー : えーい、寄るな寄るなー! お前らにこの角は渡さん。死ねい!

戦闘が始まった。
倒してドワーフの角を手に入れた。

後ろに影?がくっ付いている。
スティア : ?

《ドワーフの洞窟》
ドワーフ : どーもありがとー! 角取り返してくれた! 元の場所に戻してください!!
ドワーフ : 角を取り戻してくれてありがとー。元の所に戻してください。
エメラルダ : それじゃ…。
ドワーフ : 待って! 今お呪い解く。そーれ、ポポイ!
エメラルダ : おーっほほほほほ! もう一回、アレを食らう所だったわ。
カリン : くすくす、そそっかしいですね。
ドワーフ : もう通れるよ。角を祭壇に置いて!
ドワーフの角を祭壇に戻した。
何者かが現れた!
グツゴー : ハッハッハ! お前らの影に入ってここまで付いて来たのだー! 角は二本とも貰ったー!
ディアマ : なんだと!?
グツゴー : 何も知らない馬鹿共め! この角は氷の角。炎を斥けクリスタルへの道を開くのだ! これで炎のクリスタルの力はこのグツゴー様の物だ!
グツゴーは去った。なぜかその間、誰も動けなかった。
スティア : クリスタルの力は私達の物でしてよ!
ディアマ : くっ、追うぞ。

ドワーフ : きっとあいつ、北の山に向かったー! お願い! 二本の角取り返してー!
ドワーフ : 信じられなーい! グツゴーの奴、二本とも角を手に入れた。大変、大変!
ドワーフ : 二本とも盗まれたー! ラリラリホー!
ドワーフ : げげーっ! 北にある洞窟にグツゴー逃げたー!
ドワーフ : 二本共、角、盗られたー! たいへーん、たいへーん!

《炎の洞窟》
ディアマ : 炎の壁がなくなっている。
スティア : 進みましてよ。

カリン : 暑い…いいえ、熱いが正しいのかしら?

フリーズブレイドを見つけた。

《炎のクリスタルルーム》
グツゴーがいた。
エメラルダ : 角を返しなさい!
グツゴー : ファファファ! 俺様は炎のクリスタルから力を奪い、強くなったぞ! だが光の啓示を受けたお前達を倒さなければ、本当の炎の力は手に入らぬようだ。悪いがお前達には死んでもらう。
炎の力によってパワーアップしたグツゴーが、サラマンダーとなって襲ってきた!
炎を吐いた。
ボゥー
エメラルダ : くくっ。
スティア : フリーズブレードを食らいなさい!

倒した。
炎のクリスタル : 光の戦士達よ…炎の中に眠る光の心をそなた達に授けよう!
炎のクリスタルから称号を受け取った。
クリスタルは静かに光を放っている。
炎のクリスタル : 光の戦士達よ光と闇を分かつ者たちよ、この世界に再び希望を…
ディアマ : 新たなジョブ…狩人、ナイト、シーフ、学者…。
スティア : 私は早速ナイトになりましてよ。

《ドワーフの洞窟》
人間の爺がいた。
爺 : おお、光の戦士達よ…助けてください…うっ…。
カリン : 大丈夫ですか!
爺 : トックルの村が…。もう略奪するものが無くなったので、火をつけて焼かれようとしているのです。お願いです! 助けてください!!
スティア : よろしくてよ。
爺 : ハインは自分の弱点を変えられる…それを見破る力が…学者ならば…グフッ…。

ドワーフ : ラリホー。
ドワーフ : ありがとー!! お蔭でドワーフの宝二本の角が帰ってきた!
ドワーフ : ありがとー! お礼にこれをあげるー!! ギサールに行けばもっとあるよ!
魔法の鍵を貰った。

ドワーフ : ラリホー! 二本の角戻った。ばんざーい! ラリホー!!

ディアマ : ふむ、トックルか…。嫌な予感がする。もっと情報を掴んでからだ。

《ギサール》
羊がたくさんいた。

女 : おやまあ、こんな辺境の町に人がやってくるなんて何年ぶりだろ!?
娘 : あたし、羊飼いやってるの…こらこら! そっち行っちゃダメ!! さあこっちいらっしゃい! 全くもう! 仕方ないんだから!!

装備と魔法を整えた。

畑に足を踏み入れた。
農民 : こらっ! 勝手に入っちゃいかんよ!
エメラルダ : びっくりした…。
農民 : ブツブツ…。

《ギサール・酒場》
女 : でぶチョコボは物をお腹に溜めておく事ができるの! おかしいでしょ!!
踊り子 : うふふっ! あたし踊り子よ!

つるぎざき : あたしつるぎざき。お手紙いっぱい書くの! 皆さんもお手紙下さいね! スクウェア開発部。
ディアマ : この頃のスクウェアは反響欲求があったらしい。

《小屋》
爺 : ギサールの野菜はチョコボの大好物じゃ。お前さんだけにこっそり教えてやるがの、チョコボの森には不思議な力を持ったチョコボの親分がいるんじゃ。ギサールの野菜を真中に生えた木に使ってみなさい。もしかしたらチョコボの親分でぶチョコボに会えるかも知れんて。


《トックルの村》
ディアマ : !
エメラルダ : 動けない!
左右から兵士が飛び出して来た。
兵士 : それー捕まえろー!!
スティア : どこを触ってるの、きゃー!
ボカっ! ドカッ! バタン!
カリン : うえーん。
金縛りにあった4人は、ボコボコに殴られて捕らえられた。
兵士 : そーれ連れていけ。ハイン様の城で奴隷として使ってやるわ。

《ハインの城》
4人は木に囲まれたような不思議なエリアの牢屋にいた。
エメラルダ : うーん…。あっ、ディアマ大丈夫?
ディアマ : くっ、不覚を取ったものだ。
スティア : あ痛たたたた…。顔を殴られなくて良かったわ。
カリン : デイジーも無事のようです。おいで、デイジー。
デイジー : キキッ。

周りには捕らえられた者達がいる。
男 : アーガス王の剣・キングスソードをハインはどこかへ隠している。
男 : ハインは何か強力な力を得たのだ。そしてその力の生み出す欲望に負けてしまった…。

男 : ハインはアーガスの神官。だがあの大地震の後、悪の力に取り付かれた。
男 : この城は生きている森の長老の木をくり貫いて作ったものだ。長老の木は魔導師ハインに操られている…。
ディアマ : すると、ここは砂漠に浮いていた木の内部というわけか。
エメラルダ : あーん、木に食べられちゃった。

王らしき身なりの男がいた。
アーガス王 : 私はアーガス。砂漠の北にある城の王だ。と、言っても今は誰もいないだろうが…。
スティア : アーガスの兵士が村を襲っているって聞きましてよ。
アーガス王 : 兵士達はハインに呪いをかけられ操られているのだ。ハインの奴め。元は私の側近だったのだが…ゴホッゴホッ…。
カリン : 大丈夫ですか、王様?
アーガス王 : 大丈夫だ。それより頼む、ハインを倒してくれ!

小さな穴がある。
エメラルダ : この穴には入れれば…。ディアマ、私が途中でつっかえたらお尻を押してくれる?
ディアマ : 断る。
カリン : 今の状態では無理です!
スティア : 小人にでもならなきゃ無理ね…。

男 : これを使えば小人になれる…私はもう駄目だ…左隅の壁に開いた穴から出るのだ…。
打出の小槌を受け取った。
ディアマ : ふむ、ミニマムの魔法くらい持っているが、万一MPが0の場合に備えてアイテムを貰えたようだな。

小さな穴を抜け元の大きさに戻った。

キングスソードを見つけた。
スティア : ナイトの私が使いましてよ。

ディアマ : そうだ、ハイン対策に誰か学者にならないといけないな。
カリン : 私がなります。
カリンは赤魔導師から学者になった。

厳重な扉がある。
ディアマ : 恐らくこの部屋にハインが…。

魔導師ハインだ! 攫われた女の子達は服が乱れてグスグス泣いている。
ハイン : 素晴らしい…この暗黒の生み出す力は美しい…。
スティア : 暗黒の力が美しいだなんてセンスが無くてよ!
ハイン : 解らぬか? この力の素晴らしさが。わしはこの力を使い、生きた木を動かし、兵士を操り、女を手篭めにし、そしてこの世界の支配者となるのだ!
ディアマ : させるか!
ハイン : 邪魔はさせん、死ねい!

魔導師ハインとの戦闘が始まった。
カリン : 弱点を見破ります!
冷機に弱い
エメラルダ : ブリザラ!
ハイン : なにー!? この私の弱点を見破るだと? ならば今度はどうだ!? バリアチェンジ。
スティア : 剣を食らいなさい!
6回ヒット288!
ハイン : ぐわー! いつの間に弱点を見破ったのだ!?
カリン : 弱点を見破ります!
物理攻撃に弱い
エメラルダ : 単なる偶然ね。
スティア : 幸運の女神も私の美しさの味方のようね、ほーっほほほほ!

ハイン : 馬鹿な…。
魔導師ハインを倒した! 身体がぼろぼろ崩れる!

壁から声がした…。
壁 : …ありがとう…戦士達よ…。
ディアマ : なんだ、今のは!? 壁が喋ったぞ。
長老 : 私は生きた森の長老。ハインに呪いをかけられていたのだ…。だがお蔭で呪いは解けた。ありがとう、戦士達よ。さあ、私の中に捕えられた人々を元の村に返し、生きている森に戻ろう…。

アーガス王 : ありがとう!
村人 : ありがとう!!

長老 : さあ…帰ろう…ちょっと揺れるが我慢してくれ…。
ゴゴゴゴ…。
長老 : さあ着いたぞ…みんな下りるのだ…。
エメラルダ : さあ、下へ下りるわよ!

《生きた森》
長老 : ありがとう…やっと帰ってこれた。
妖精 : あなた方のお蔭で、この森は救われました!
長老 : 闇の力は次第に世界を覆い尽くそうとしている…。お前達は光の力に選ばれたのだ…さあこれを受け取りなさい。やがて闇の力が道を塞ぐ時、きっと役に立つだろう。
風の牙を受け取った!

長老 : 私はハインに傷つけられた体が元に戻るまで眠りに就く…。誰もこの森には入れなくなる…1000年間。戦士達よ本当にありがとう。さあ行くのだ。闇を打ち砕くのだ! お前達ならできるだろう!!

《トックル》
村人 : お蔭で助かった。ありがとう!
女性 : 主人は生きていたんです! 本当にありがとうございました。
子供 : お姉ちゃんありがとう!
男性 : ありがとうございました。お蔭でハインの城から無事村に戻ってこれました。
爺 : ハインに捕まっていた若い者も戻ってきた。本当にありがとう。
子供 : あっハインを倒したお姉ちゃん達だ! かっこいい!
スティア : あーら、私達はハインを倒さなくてもカッコ良くて美しいのよ。

《アーガス城》
兵士 : 光の戦士達よ、アーガスを救ってくれてありがとう!!

《アーガス城・円卓の間》
兵士 : この大陸は浮いています。浮遊大陸なのです。
兵士 : 時の歯車…永久機関とも呼ばれていたらしい…。

兵士 : ナイトはHPの低い者を庇ってくれる。
兵士 : 盗賊、シーフとも呼ばれていた彼らは、鍵のかかったドアを素手で開けてしまうんだ。

兵士 : 四つの炎、一番右が隠し扉のスイッチだ。
エメラルダ : きっとお宝があるのよ。
宝を手に入れた。

王 : 勇者達よ、そなた達のお蔭で再び平和が訪れた。心から礼を言う。本当にありがとう。これを持って行くのだ。
スティア : これは?
王 : これは我が王家に代々伝わる時の歯車と呼ばれる箱。古代の民が作ったものだと言う。これをカナーンに住むシドに渡すのだ。
カリン : シドなら知っています。
王 : おお、シドを知っているのか? それならば話は早い。さあ行け、戦士達よ。
アーガス王に時の歯車を貰った!
王 : さあ、カナーンへ! シドに時の歯車を渡すのだ!

白魔法使い : 私は幻の秘薬エリクサーを造り出す研究をしています。偶然できたこの二つのエリクサーを持っていってください!
エリクサーを二つ貰った!
白魔法使い : エリクサーは役に立ちましたか?
エメラルダ : まだ3秒しか経ってないのに…。

《カナーン》
シドの家を訪れた。
シド : 時の歯車さえあれば…。
エメラルダ : あればどうなるの?
エメラルダは胸の上に乗せた時の歯車を見せた。
シド : 時の歯車…!! これなら飛空艇が作れるぞ! よーし、待っていろ。今、わしがあのエンタープライズを改造して飛空艇にしてみせる! ちょっとその箱をかすのじゃ!!
シドはエメラルダの胸に触れた。
プニュ
エメラルダ : あん。
シド : おわっ、済まん。
エメラルダ : ディアマ、触られちゃったけど捨てないでね。
ディアマ : 捨てるも何も、拾った覚えもない。

シドは作業をしている。
トンテンカン、トンテンカン…
シド : よーし、できた!! Aで飛空艇に変形するぞ!
エメラルダ : あん、きっとディアマとキスすれば変形するみたい。
シド : ただ着陸できるのは水の上だけじゃ。…ちょっと腕が落ちたかな!?

シドの改造で、エンタープライズは飛空艇に変形できるようになった!
シド : わしは昔、アーガス王のもとで働いていたんじゃ。時の歯車で飛空艇を造ったりしたんじゃ! 有名じゃぞ! ハッハッハッ!!

《アーガス》
王 : おお、シドの奴め。飛空艇を造ったか! さあ飛び立つのだ! 世界は果てしない。この浮遊大陸を飛び出すのだ!


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